混合期の衝動について
どうも。
今回は症状について書いておこうと思います。
双極性障害になってから、「衝動」に襲われるようになりました。最初の衝動は2017年8月の頃でした。
「衝動」と表現しているのですが、それが衝動として適切なのかわかりません。何かわからないけど突き上げてくるもの。突発的に動作を行いたくなるものなんです。病院では「衝動」として説明しています。
最初の衝動は「切りたい」衝動でした。どうにも自分自身を切りたくなったんです。おかしいですよね。周囲に相談しました。自分が切りたくて仕方がないと…周りからは代わりのものを切っておいたら良いということで、野菜とか魚とか切りまくってました。でも、切れば切るほど、自分を切りたくなるんですよね。
結局衝動は抑えられず、左腕を切り始めました。リストカットならぬアームカットですね。衝動が襲ってきて、頭がモヤモヤしてきます。腕を切るとそれが楽になるんです。
こんな感じに頭の中がなって、ぐちゃぐちゃになるんですよ。それがね、少しで良いので腕を切るとスッキリするんです。
こんな感じで落ち着いてくれるんです。衝動と頭の中のモヤが取れるんです。スッキリした気分になれるんです。それがたまらなく気持ちいいんですよね。
だから、あの時アームカットは自分の衝動を抑える薬と同じ効果を保っていたんです。その後、衝動統制する薬をもらったので、切ることはなくなりました。ビビりなので、そんな深く切らなかったので、傷跡はほとんど残っていません。深く行かなくてよかったです。ちなみに私は包丁派でした。真似しないでくださいね。
それからも混合期に衝動が起こることがありましたが、突き上げる感じで気づいて、頓服薬で止めていました。特に変な行動に出ることはありませんでしたが、自分を傷つけたいと思うことは多くありました。それでもなんとか食い止めていたんです。
薬がこんな感じで止めてくれていたんですね。
ところが、衝動のモヤモヤが進化してきて、右半分の脳を支配するようになってきました。左半分が正常を保って、そんなことをしちゃダメだ、右半球が切ってしまえと促してくる感じです。そうなったら薬で右半分の衝動を止めていました。それを数回起きたあと、事件が起きました。「ハイター事件」です。
ある日、普通に過ごしていました。いつも通り仕事に行って帰ってきて、ご飯食べて、少し休憩して、お風呂に入ろうと準備していました。そこまで記憶はあるのですが、次ふと気づいた時、目の前にキッチンハイターがおいてあり、キャップが転がっていました。そして、自分の中から強烈なハイターの臭いと喉の痛みがありました。
「ハイター飲んじゃった」
慌てました。どうしたらいいのか?救急車呼ぼうかとも思いましたけど、ネットで「ハイター飲んだら」で検索しました。対処法が書いてあったので、その通りにして様子を見ました。無事になんともなく過ごせました。キャップ一杯分(だと思う」ので、大丈夫だったんでしょうね。
ついに衝動が意識を一瞬でさらっていったのです。お風呂に入ろうとしていた私の意識を…
これは衝動ではなく「解離症状」と呼ぶそうです。
これが私の混合期の事件です。「アームカット」と「ハイター事件」ですね。今もカウンセリングでそういったことをしていないか確認されます。解離症状で腕を切ると、うっすら切るで済まないそうです。困ったものですよね。だから、包丁とハイターは隠されています。でも、次自分が何をするかわかりません。また無意識がおかしな行動をとってもおかしくないからです。
少しでも衝動の異変を感じたら頓服で止める
これが自分を守る今の最大限の対策です。
これまで、結構気にしていたというか、ショックを受けていたのですが、最近では受け入れられるようになりました。こうやって記事にすることができるくらいに。ハイター事件も「そんなことあるさ」と思っています。今では、お酒とかよりマシな結果だと思っています。お酒に走って急性アルコール中毒にでもなった方が厄介です。そうならなかった分、ましだったなと思っています。
ちなみにハイター事件後、1日排便がありませんでした。そして、1日呼吸するだけでハイターの臭いがしました。その翌日にはハイター臭は消えました。そして排便もありましたが、真っ白でした。ちょっと怖かったです。
次の衝動は1ヶ月後くらいなので、それまでは気楽に過ごせます。今度は変なことせずに終わらせられるように頑張ります。