双極性障害と仕事
どうも。
今回は双極性障害と仕事について書こうと思います。
私は双極性障害になってから、インターネットでかなり検索しました。双極性障害の方のブログをたくさん読みました。そこでこう思いました。
みんな仕事を辞めている・・・
もうこんな気分でしたよ。どうしよう、仕事続けられないのかなって思いました。
確かにブラックな部分多いですけど、一度休職してからは配慮してもらって随分まともな仕事量で過ごしていました。仕事を続けながら薬調節をしていく。こういう目標で1年半経ちました。
そうして、結果、再休職に入ることになりました。
私は精神障害者手帳も持っています。3級なので最も軽いですが、日常生活も社会生活も人からの手助けが必要です。職場にもそれを伝えてあります。が、ほかの障がい(うちでは身体障がいの方ですが)は大きな配慮があるのですが、精神では何の配慮もありません。精々、現場の中でできる配慮だけで、大元がやってくれることは何もありませんでした。
当然ですが、双極性障害なので波があります。うつ期になると過眠にもなっていたので、朝も辛いです。うちは8時半が始業です。1時間くらい通勤にかかるので最悪7時半には出ないといけない。でも準備等を考えると7時には家を出たいところなんです。となると6時半には起きたい。それがなかなか厳しいことも多かったんですね。
管理職と相談して、やばい時は有給を使って休むように言われました。うつ期は少し多めに休んで、なんとかやりくりしました。でも約半年で35日も休んでしまったんです。持ち越し制度があるので、40日あった有給もほとんどなくなってしまいました。
これではやっていけない
そう感じるようになりました。それまでは、うつ期に入れば休みたい、休職しないとマズイかと考えるようになり、かといって、うつ期を脱出して躁になると、順調だ、このままやっていけると思うようになっていました。振り返るとどちらの自分も半々くらいいたのです。でも、状況はやばいままですよね。
そこで病院の先生に相談しました。すると医者は「安定したら大丈夫だよ」と言います。「いつ安定するんですか」と聞き返すと「それはわからないね」と言うんです。それでは間に合わない。
そこで、労務管理は管理職の仕事という根本的な条件を持ち出して、管理職に「管理職の目から見て、仕事を続けていいのか、休んだ方がいいのか判断してほしい」とお願いしました(判断の丸投げですね)
その結果が休んだ方がいいという結果でした。
そういうわけで、休職することになったのです。仕事を続けながら薬調節するに失敗したということです。これからは落ち着いた状態で薬調節をします。
カウンセリングの先生に教えてもらったことですが、双極性障害を抱えながら仕事をしている人の多くは、躁から鬱に切り替わるタイミングを把握して、混合期でひどくならないように薬を増薬してコントロールしているそうです。混合期がひどくなく、そのあとのうつ期も軽ければ、確かに仕事ができるかもしれません。そういう風にしていけば仕事できるのかと思いました。何の仕事をしているかまでは聞けませんでしたが。
ということで、双極性障害でも仕事ができると思っています。
今の仕事を辞めずに休職にしたのもそのためです。実証してやろうと思っています。もちろん状況によっては辞めた方がいい場合もあると思うので、状況に応じてってことになると思いますけどね。
さて、これからどうなるか、全くわかりませんが、流れに身を任せてやっていきます。