双極性障害2型と暮らす

双極性障害2型、仕事をしながら薬調整をしようとしたが、失敗。2度目の休職者(1年間)。睡眠改善、薬の使い方を調整後、復職。現在挑戦中のきままなブログ

人との繋がりを持つこと~孤立は病状を悪化させる?~

どうも。

 

双極性障害2型になって、気分のアップダウンに見事に翻弄されて、休職中です。今は、気分の波乗りの練習をしています。本物の波乗りも出来ないんですけど、大丈夫ですかね。完全に体で覚える波乗りなので・・・(笑)

 

さて、今日は人と繋がりをもつことについて書きたいと思います。

 

f:id:hodaka6212:20180520225929p:image

ひざに怪我しているのが自分、支えてくれているのが私の周囲にいる人々の存在

 

目次

 

1 双極性障害になったときは孤立した状態だった

私が双極性障害になったとき、職場の人、家族はいましたが、双極性障害について理解がありませんでした。これは仕方の無いことですが、自分自身もその理解がありませんでした。ネットや本を調べてやっと分かっていきました。ただ、それは気分のアップダウンがあることやどういう薬があるかというものでした。

双極性障害の原因とか医学的なことはよく分かりませんが、今はまだはっきりとしたことが分からず、「○○が有効だ」という研究結果が出ればそれを試していくという感じです。

その中で得た情報の多くは、仕事が続けられないというものでした。仕事をしていたとしても、それまでの働き方ではなく、時短であったり、転職であったりというものでした。私は自分の仕事を続けていくものだと思っていたので、どうしようと焦りました。どうやって乗り越えていけば良いのだろうと悩みました。

それでも、何とか有給を利用して仕事を続けていました。それでも気分の落ちるときやストレスが強く掛かったときの反動などが大きく出ました。どんどん、追い詰められています。

 

「誰か、先輩方で双極性障害になった人が仕事を続けられている例をしりませんか」

 

管理職に聞いたことがあります。でも、「他人の個人情報に関わることは教えられない」と言われました。多分「知らない」ということなんだと思います。

 

それともう一つ追い込まれていったのは、職場での「どういう配慮が必要か」「どういう症状が出るのか」と聞かれることでした。私にも分かりませんという状態でした。そのときはパニック障害もひどくなっていたので、そちらの配慮をしてもらうようになっていきました。

 

「仕事を続けていくコツを知りたい。」

 

それをずっと考えていました。

 

結局、配慮を求めても当然、全てが全て行えるわけではありません。無理してでも仕事をすることが出てきて、その後、反動で休むようになってしまいました。そして、有休をほとんど使い果たしてしまいます。5ヶ月でほとんど消化です。このままでは来年度の仕事を乗り切ることが出来ないのでhないか。という考えが自分を襲ってきます。

 

躁に傾いているとき・・・

よしっ。調子いいぞ。このまま何も無くやっていけるでしょ!

 

うつに傾いているとき・・・

今日はダメだ。遅刻・・・いや、欠勤・・・ダメだ。どうしよう。続けられるのかな。ってか邪魔になってないかな・・・

 

こんな感じです。どちらにも揺れるんです。情報が無く、自分自身で判断することもできなくなっていました。

 

2 孤立した中での自己判断は危険?

自分の進退を判断できなくなってから、ある程度両方のことを考えられるフラットな状態の時に、管理職に相談しました。このまま仕事を続けた方がいいのか、休んだ方がいいのか、判断をして欲しい。そうお願いしました。仕事を続けなさいと言われようが、休みなさいと言われようが、パワハラなんて思いません。管理職の目から見て、「こいつは労働者として適切だ」と判断できるかお願いします。と。

 

結果、休職をすることになりました。管理職の判断としては、「アームカットやハイターを飲んだりと、命の危険に関わることが起こっている状態が、管理職としては不安材料である。仕事を休むことでそういう事態が落ち着くのであれば、休職して療養に専念してもらいたい」ということでした。

 

管理職に相談したときから、「休職」という選択をされるだろうと思っていました。理由は簡単です。「仕事をしろ」って言って、私が自殺でもしたら、管理職の責任が問われるからです。休職を命じていれば、万が一、私が自殺したとしても、適切に判断したと言えるからです。(今の管理職は色々な問題において保身に走る傾向にあるので、判断を委ねてから思い当たりました。)

そして、案の情の結果です。理由は最もらしいものを付けてくるだろうなぁと思っていたのですが、私の命の危険を持ち出してくるとは思いませんでした。

 

今回の休職よりも前に一度休職をしています。そのときは「うつ」症状が強く、うつ病と判断されていました。そのときが最も自殺の可能性があったと思います。色々と実行しかかりました。

それに比べれば今回はマシだと思っていました。希死念慮が少なかったからです。しかし、今度は別に解離症状が表れていました。

 

解離症状というのは、ある一定時間記憶を失いながら、何かしらの行動をしている状態です。私の場合は、アームカットを行うことが最初に表れました。気づけば切り終えているのですが、それをすることですっきりするという感覚がありました。だから、薬を使わずに、頭をすっきりさせる、薬の代わりをしていました。

それが落ち着いてからは、していませんが、今度はハイターを飲んでしまったのです。お風呂に入る準備をしていた記憶があるのですが、次に気づいたときは、台所でキッチンハイターを飲んでいたのです。飲み終わっているので、自分自身からものすごく塩素臭がしていました。

まぁ、携帯で対処法調べて実践したので、大事には至りませんでした。(希釈したものを飲んだ場合は、その対処法でよかったらしいのですが、原液を飲んだ場合は病院を受診した方がいいらしいです。みなさんも間違って、原液飲んだ時は病院行ってくださいね。)

 

ということがありまして、私の中では大丈夫だったので、内臓を消毒したくらいのレベルで考えていたのですが、周囲は驚き、恐れていました。万が一職場で解離症状が起きたら・・・そう考えると確かに危険ではありましたが、私は仕事中は大抵何も起きません。パニック症状だけです。でも、ストレスを抱えて家に帰るとストレスが爆発するように、症状が酷く出ました。

 

3 繋がりを見つけることで、良い結果をもたらした内容にも目が行くようになった。

さて、そんな状態で今回の休職に入ったわけですが、改めて双極性障害について調べていました。今回は酷い状態で休職に入ったわけではないので、波はありつつもある程度マシな状態です。

そうすると不思議なモノですよね。同じキーワードで検索しているにもかかわらず、良い情報が目に入るようになっていました。仕事をしている人へのインタビュー記事、転職などを経由して社会生活に復帰している記事などが見えてきたんです。

 

もしかしたら、SNSで双極性障害の人と繋がりを持てたら、もっと情報が手に入るかもしれない。

 

そう思ったんです。だから、双極性障害について書いてあるブログを見て回り回りました。そして、自分自身も発信していくことで、双極性障害の方と繋がりを持って色々としれるんじゃないかって思いました。

だから、私のブログに来てくださる方は、双極性障害などの精神病を持っている人が多いです。私にとっては願ったり叶ったりです。(でもそれ以外の方も読者登録してくださっています。ありがとうございます。)健康な方も私たちのような人のようなことを知ってもらえると嬉しいです。

 

それにツイッターの使い方も変えました。今まではカギ垢で、大学の時の友達だけとやりとりをしていたのですがカギを解除して、自己紹介のところも双極性障害のことを書いてみました。そうすると、少しずつですがフォローワーも増えて、双極性障害の方と繋がりを持てるようになりました。

 

また、私が双極性障害になったとき、一番始めに道しるべになってくださったほっしーさんの呼びかけで、ラインのグループにも入れてもらい、精神病を持ったブロガー同士で繋がりを持てました。

 

こうやって、着実に繋がりを広めています。

 

これが、本当に効果有りなんです。

今、私は多分、うつ期の波にのまれています。フラットな状態が本来ならばもう少しあるんですが、睡眠時間を削る練習をしてから、一気にうつ期になってしまいました。カウンセリングの先生の指示で調整してやっているので、躁転はしないと思いますが・・・

だから、本来なら、一日中だるくて動けない・・・というのが来るはずなのですが、朝が厳しいだけで、それ以外はある程度動けています。

このブログもしかり、ツイッターもしかり、ラインもしかり、見て読もうと思ったら、起きるしかないんですよね。だから、動けます。

そして、その中には双極性障害を抱えながらも働いている方もいらっしゃいます。なかなかハードみたいで、働き方、生き方を変えようと模索もされているようです。

私も実は色々と考えています。出来たら、今の仕事を辞めて自由になりたいです。でも、今はまだ自由になるための資金がありません。しばらく休養して働けるようになったら、働いて、今みたいに酷くなる前に手を引こうと思います。

そうするための準備や作戦を練る時間がいるので、今はそのために時間を使おうと思っています。

 

4 繋がりを持つことで気分の落ち込みが少しマシになった

ということで、私の結論は、「繋がりを持つことで気分の波が穏やかになった、落ち込みが小さくなった」ということです。やっぱり、色々な人が頑張っている姿や挑戦している姿がリアルタイムでみえるのは大きいと思います。

私も完全復活は無理でも、お金を貯めて自立するためって思えば復活もありかなーって思えてきました。

ということで、今回は前向きの記事です。

もし、私で良ければ繋がってください。ブログでもツイッターでも構いません。ぜひよろしくお願いします♪