双極性障害とお金
どうも。
双極性障害の波乗りをどうしたらいいのか、波に呑まれておぼれながら身につけようともがいています。
最近スポーツ界が揺れていますね。でも、どの世界でも権力を握っている「ドン」はいると思いますよ。私腹も肥やしていると思います。解体されればもう少し世の中にお金が回るんじゃないですか?と思ってしまいます。
さて、そんなお金がまつわることを書いてみたいと思います。
目次
1 お金がなくなっていく
双極性障害になっても仕事を続けていくことができれば、お金の心配はありません。(体調面で心配が残るかも知れません)ですが、双極性障害をはじめ、精神障害を患った多くの方が、仕事をすることができなくなってしまいます。
一日8時間の労働を週5日間続けることは、健康なときは何とか出来ますが、精神障害を患うと疲れやすかったり、精神的ダメージを受けやすくなったりと続けることが困難になってしまいます。
そうして、休職して調子を整え戻る場合もあれば、そのまま退職することもあるでしょう。
そうなれば収入が無くなりますので、これからの生活をどうしようと言うことになります。多少なりの貯蓄があれば、しばらくは大丈夫でしょうが、ずっと生活していくことは不可能です。
通院にもお金がかかりますし、出来ない事も増えているのでそれに伴う出費が増える場合があります。お金が無くなっていくことにもストレスを感じるようになり、より精神的にも安心できなくなってしまいますよね。
2 お金対策
お金が無くなっていくことに対して対策を立てなければなりません。
病院でもあまり教えてくれませんし、自分で調べないと出て来ないのですが、出費を減らしつつ、少しだけお金を手に入れる方法があります。
もちろん、これは仕事が出来なくなるほどの症状の時に限ります。休職している場合やある一定水準以上の収入を得ている場合には適応されないことがあります。
・自立支援制度(収入により認められない場合があったり、地域によって違いがあるが、基本的に精神疾患に関する治療・投薬が1割負担になる。また月額負担の上限も決められるので出費が抑えられる。)
・精神障害者保健福祉手帳(いわゆる障害者手帳。1級・2級・3級とある。仕事が出来なくなる場合2級以上の人が多い印象。仕事をしながらでも制限を受けている場合は3級となりやすい。地域によって支援が異なる。年末調整や確定申告をすれば所得控除を受ける事が出来るので、取得しておくと少しだけ費用対策となる。自立支援制度と同時申請可能なので、そうすると診断書費用が1通分で抑えられる)
・障害年金(1級・2級・3級がある。初診日の時の年金加入状況によって若干もらえる額が変わる。1級・2級はある程度もらえるが3級は特定の条件を満たさないともらえない。もちろん、年金納付が必要であり、年金がもらえないかもしれないからと納付していない場合は受給できない)
といったものがあります。ちょっと文字で読むのがしんどい場合は、「精神障害 お金
」で検索すると色々説明のページが出てきます。
絵も入った読みやすいサイトを見つけたので貼っておきます。
3 何もないなら生活保護を考えることも・・・
自分の財産がほとんどない場合は、「生活保護」を考えることも一つだと思います。生活保護については色々なイメージがあるかもしれませんが、本来は病気などによって働けない人の生活を支えるための制度です。資産も財産もなければ生活保護を受け、障害年金を受給すれば、生きていくことは出来ます。
もちろん、この生活が幸福かと言われればどうなのかわかりません。私自身はそのような方法はとっていませんし、色々あってローン組んで家を購入していますし、車も所有しているので、生活保護を考えることは出来ません。だから、なんとしてでも働かないといけません。まさにお金のために働くというループに嵌っています。
しかし、諸事情によって実家に住めず、一人暮らしをしていて賃貸に暮らし、車も持っていない場合、貯金だけが財産になりますよね。その財産が底をついてしまうのならば、この方法を取るしかないと思います。精神的に落ち着いて働けるようになれば、生活保護から脱出すればよいのですから。もちろん、そう簡単なことではないことは分かっていますが、そうするしか仕方がない場合、背に腹はかえられません。
4 お金は精神安定剤?
お金がないことで精神的に不安定になってしまうことは、確かに言えることだと思います。もちろん、それは健康であってもです。どれくらいあればいいかは人によって違いますが、当面生きていく額があるというのが一つの目安になるのじゃないかと思います。
ちょっと気になって「精神障害 お金 安定剤」で検索してみると、やっぱりそういう内容で書いているブログが見つかるものですね。
どうしても、「普通の生活」に私は憧れてしまいます。「普通の生活」ってやっぱり子どもから生きてきた水準になるので、自分の親が作ってきた家が目安になってしまうのかもしれません。私はもう親が結婚した年齢を超えていますので、そのような家庭を築けていませんが、家があって、車があって、仕事があって・・・と考えてしまいます。
私は2、3歳くらいから記憶があるので、その頃の家、小学校時代過ごした家、中学から過ごした家(これが今も実家)を覚えています。マンション、一軒家、マンションと引っ越しています。小さい頃はバブルがはじける直前だったので、うちの親はその頃にマンションを手放したことで、ある程度の資金を得ることが出来たので一軒家に移るなどできたみたいです。全部ローンというわけではなく、今の実家だけがローンで支払っているはずです。
こんな感じで過ごしていると、そういう生活を夢見ますよね。うちの親は自営業なので、収入が安定せずに苦しい時期もありました。私が高校、大学の時は苦しかったようなので、全て奨学金で学校を出ています。だから、私は学校を卒業したときから多額の借金を背負っている状態です。だからこそ、安定して稼げる場所を選んで就職したのです。
ところが、その中で過労働状態になり、パワハラを受け、精神を崩してしまいました。一人暮らしで賃貸に住んでいましたが、病院からの勧めで実家に戻るか、実家に近いところで生活するように言われ、条件に合う賃貸が無く、支払い面を考えても中古一戸建ての方が安上がりだったので、ローンを組んで家を買いました。
そういうわけで、あとは仕事だけができれば、私にとっては一応理想とする生活なんですけどね。その仕事が出来る状態に早くなりたいと言う感じです。お金がちゃんと入ってくるようになれば、落ち着きますが、その仕事をこなす体を維持できるかどうか・・・難しいですよね。
5 今は・・・
今は休職しているので、満額とは行きませんが、ある程度のお金をもらって生活をしています。無駄なことをしなければぎりぎり赤字にならない程度です。ですが、軽躁の時に散在してしまう傾向にありますし、確実に貯金は減っています。
増やそうとは思いませんが、できるだけ減らさずに生きていきたいと思います。
心の安定を手に入れるためにも、上手くやりくりしていくしかないですね・・・