双極性障害2型と暮らす

双極性障害2型、仕事をしながら薬調整をしようとしたが、失敗。2度目の休職者(1年間)。睡眠改善、薬の使い方を調整後、復職。現在挑戦中のきままなブログ

カナブンの秘密基地

どうも。

 

双極性障害の波乗りを練習中です。少し前まである程度波乗りできるようになったかな?このまま気分よく過ごせるようになるんじゃないかな、なんて期待していましたが、そんなことはありませんでした。

はいっ、しっかりと下降の波にもまれています。

 

今日はいつもと違う感じでお届けします。

 

目次

 

1 いつもの公園で散歩をしていたら・・・

台風で大変な目にあった公園です。大分と手が加えられて使えるようになりましたが、まだまだひどい状況のところが残っています。

最も大きな大木が倒れた場所は手つかずです。人が通るところに落ちそうな木々は伐採されていったんですが、大きい木はなかなか処理できずにいるみたいです。でも、あれを個人の力でなんとかできるレベルじゃないしなぁ。

とか思いながら、歩いていると、ふと伐採された木に違和感を感じて足を止めました。

 

2 カナブンの秘密基地

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カットされた枝の断面にカナブンが大量に集まっています。スズメバチもいました。どうやら樹液が出ているようです。一番外側の白い部分の内側の木の色が濃くなっているので、そこが樹液の部分なんでしょうね。

ちなみにこの木は台風の後、こんな感じでした。

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ちなみにこの木下にはベンチがあります。そのベンチがどこにあるのやらって感じなっています。(写真をよく見ると写っているんですけどね)

あちこちの枝が折れてしまっていたので、この木の枝という枝は伐採されてしまったんです。

そして、その断面にはカナブンが集まっているんですね。きっとカナブンはここから各家庭に飛び立って、洗濯物を干している人を驚かせるんですよ。たまに着地に失敗して、ひっくり返って救助を待っていますけどね。

 

3 役割の変更

この木を見て、ちょっと思っちゃったんですよね。

この木は元々、成長して、ベンチに木陰を作ってそこに存在していました。木の断面がないときは虫が群がっていることもなく、人の憩いの場を提供していました。

ところが、台風が来ることによって、憩いの場を作っていたのが、危険な場所を提供する存在となってしまったわけです。そして、容赦なく枝という枝を伐採されていったのです。

人の憩いの場を作り出すことはできなくなってしまいました。葉もないので、影も生み出せません。なんだか残酷な姿でそこに立っているのです。

でも、そんな木もよく見ると、今度は虫たちの憩いの場になっているんですよね。対象は変わってしまったわけですが、そこにいることで、そこに存在するだけで、役に立っているんです。すごいですよね。

 

これを自分に置き換えて考えちゃったんです。

元々は仕事して、人の役に立っていたわけです。子どもの成長の中の一部分を形成する重要なお仕事です。大切な役目だと思います。

しかし、無制限残業とパワハラという嵐によって、精神を崩してしまったのです。つまり、この木のようにバキバキに折れてしまったわけです。そこから、一度は復職して再び役に立とうとしましたが、双極性障害になりました。木と同じように容赦なく様々な物が切り落とされた状態です。

そんな私は今、生きていますが、仕事をしていません。休職しているので、何の役に立っているのかわかりません。元の役立ち方はしていません。

現在は、強いて言えばブログで情報発信することでしょうか。これがかろうじて役に立つ部分かもしれません。役立つ相手が変わったのかもしれません。

 

これって復職して、本当に元の状態の役に立つことがいいのだろうかって思います。

 

この木でいうと、さらに切り落とすことになりかねないのかなと思っちゃったわけです。

 

考えすぎですかね。でも、そういう風に考えちゃったんです。

 

私がどういう風に存在して、何の役に立つのか。それを考えてしまう出来事でした。