双極性障害2型と暮らす

双極性障害2型、仕事をしながら薬調整をしようとしたが、失敗。2度目の休職者(1年間)。睡眠改善、薬の使い方を調整後、復職。現在挑戦中のきままなブログ

漢字検定1級の過去問を見て

どうも。

 

f:id:hodaka6212:20180711104027g:plain

漢字検定が近づいていきました。過去問演習のために昨年度分を残していましたので、取り組んでみました。

ボロボロでした。

 

一応、問題集は3冊やったんですよ。それらは9割以上取れるようになったんです。特に今年出た試験形式の問題集でも9割以上取れるので、大分力ついたかな?とか思っていたんですが、全然です。

 

平成27年度くらいまでは過去問で合格点を余裕でクリアできていました。28年度から、あれ?ってなって、29年度はもうボロボロです。半分すらいかない。なんでだろう?って思っていたのですが、合格率を見てみるとそのヒントが垣間見えました。

 

平成27年度 第一回

1級 1,549人 1,343人 137人 10.2%
準1級 5,378人 4,636人 686人 14.8%

 

平成27年度 第二回

1級 1,511人 1,320人 166人 12.6%
準1級 5,111人 4,381人 394人 9.0%

 

平成27年度 第三回

1級 1,499人 1,285人 216人 16.8%
準1級 5,511人 4,758人 607人 12.8%

 

平成28年度 第一回

1級 1,461人 1,279人 67人 5.2%
準1級 5,363人 4,640人 1,166人 25.1%

 

平成28年度 第二回

1級 1,391人 1,180人 144人 12.2%
準1級 4,997人 4,234人 657人 15.5%

 

平成28年度 第三回

1級 1,288人 1,083人 157人 14.5%
準1級 4,991人 4,186人 666人 15.9%

 

平成29年度 第一回

1級 1,478人 1,270人 66人 5.2%
準1級 5,602人 4,793人 781人 16.3%

 

平成29年度 第二回

1級 1,334人 1,134人 52人 4.6%
準1級 5,171人 4,376人 988人 22.6%

 

平成29年度 第三回

1級 1,316人 1,099人 55人 5.0%
準1級 5,901人 4,945人 455人 9.2%

漢検協会のHPより引用)

年度・回ごとの級別志願者数・合格者数 | 調査・データ | 日本漢字能力検定

 

 平成27・28年度の1級合格率は、「10.2/12.6/16.8 5.2/12.2/14.5」と推移しています。10%を切っているのは一回です。多分、合格者のほとんどがコアなリピーター層でしょう。

漢検の準1と1級では、比較的合格しやすい神回と、逆に合格しにくい難回があります。

 

でも、平成27年度までは合格ラインいけて、28年度でん?となったのは、この第一回分だったと思います。

 

ところが、平成29年度から、1級合格率は「5.2/4.6/5.0」となっています。

うわぉ。10%超えた回ないっ!

あちゃーこれは一体?

いきなり半減ですよ。準1は同じくらいかやや易しくなったようにみえるけど、最後の値が異常に低いから難回は設定されているようですね。でも1級は明らかにレベルが変わっている。

 

なんだかんだで、過去問も5年分やっているので、変化も分かってきました。

明らかに難しくなっているというか、今までの問題集では太刀打ちできなくなっているという状況です。

多分、過去問で対策できるようになってきたので、それが通用しないようにしたと言えるかもしれません。問題集に入っている問題は3割程度しか出ていません。

逆に言えば問題集にないものをどれだけ押さえるかになるかもしれません。

 

ただ、疑問点もあります。

四字熟語です。

これまでは四字熟語辞典に収録されているものが出ていました。特に年度が古いほど1級配当から出題されていました。ところが、年度が進むにつれて、1級よりも下の級に配当されている四字熟語が混じるようになってきたのです。それでも10問中1問程度なので、それほどダメージはないと思っていました。

ところが、昨年度のは、下の級の問題が1問、プラス四字熟語辞典に載っていないものが1問混じるようになってきました。漢検協会が出している四字熟語辞典に載っていない問題です。

私はこれは反則行為だと思います。

 

あとは、当て字・熟字訓が見慣れないもの多くなってきました。問題集に載っている物が4問程度。5問はみたことないやつ。1問は国名。この国名というのも出題されなくなって久しいので、問題集でも最近は出題されていませんが・・・と断りがあったのですが、出題されるようになってきたのです。

これは出題傾向の差ですから、なんとも言えませんが、今から覚えるのでは時間が足りないなぁって感じです。

 

それと読み書きで大きな差は、出てくる言葉のマニアック感です。これまでは推測で漢字を当てると何とか当たりましたが、全く思いつきません。で、意味も分からないので、調べてみるのですが・・・

 

精選版日本国語大辞典でも出てこない。

 

これまでの過去問では、精選版を引けば出てきたものが多く処理できたのですが、29年度の過去問は出てこない。漢和辞典を引いて、熟語にはまっているときがあるものの、もはや出てこないときの方が多い。これは明らかなレベルアップです。

 

しまった。もっと早く受けておけば良かった。

 

本当にそう思います。

 

でも、ネットで調べると、それでも連続合格している強者もいらっしゃいます。すごいと思います。でもごくごくわずか。

 

折角ある程度実力付いて追いついたと思ったのになぁ。

 

試験がさらに難しくなっちゃったよ。

 

ジャンプの高さも上がったけど、壁の高さもさらに高くなった。

まだまだ精進が必要ですね。