双極性障害2型と暮らす

双極性障害2型、仕事をしながら薬調整をしようとしたが、失敗。2度目の休職者(1年間)。睡眠改善、薬の使い方を調整後、復職。現在挑戦中のきままなブログ

聴覚過敏について

どうも。

 

病院までの時間があるので、少し書いておこうと思って筆を、いやキーボードを執ります。

 

双極性障害になってから初めて気づいたことがあります。

それは自分が「聴覚過敏」であることです。

 

これは、もともとそうであったのか、双極性障害になったために併発したのかはわかりません。ただ偶然に聴覚過敏であることに気づいたのです。

 

どうして、聴覚過敏に気づいたのかというと、仕事の一環で、発達障害をもつ人と関わることがあったので、発達障害を抱えながら漫画家をやっている沖田×華さんの本を読んでいた時に、聴覚過敏をもつ人の紹介がされていました。その中で、自分では当たり前だと思っていたことが、聴覚過敏の症状だと紹介されていたのです。いつも我慢していたのですが、当然みんなにも同じように聞こえていると思っていました。その中で紹介されていたデジタル耳栓をすぐにAmazonで購入して試してみると、世の中が静かになりました。

 

そうして、自分が聴覚過敏であることに気づき、デジタル耳栓をつけていると電車にある程度乗れるようになったのです。(パニック障害を起こしてから、電車・バスや広い空間に人が集まるところがダメになっています)ある程度の距離乗れるようになりましたし、ショッピングモールなどもデジタル耳栓をつけていると平気になりました。これは大きな進歩です。デジタル耳栓すごいです。

 

病院のカウンセリングでもこの話をすると、デジタル耳栓をすると平気になる人が結構いると言っていました。パニック障害になった理由も、ある意味「耳がいい」ことが原因だったのかもしれません。

 

私は子供の頃からよく「耳がいい」と言われていました。微かな音、遠くの音が聞こえていました。高音も聞こえます。今30代ですけど、まだモスキート音が聞こえます。人と聞こえる範囲が少しズレているようです。

 

デジタル耳栓をつけると、街中でなっている高音が遮断されるので、非常に耳が楽になります。数ヶ月試してみて気づいたのですが、「風の音」「水の音」が人より多く聞こえているようです。デジタル耳栓で封印することで、非常に楽になりました。特に「風の音」です。風が吹いた時に聞こえる風の音だけでなく、自分が歩く時に空気を切るだけで聞こえる風の音が邪魔をするのです。今まで「強風」は爆音でした。デジタル耳栓をしていても聞こえる時がありますが、大分落ち着きました。

 

また、これも人になかなか理解されないのですが、人それぞれから発する音(音波のような形で受信します)に酔う時があります。昔から人から円形に、音波の形で感じ取ってしまいます。この人はこの音形ね。なんて感じで認識していました。デジタル耳栓をするとその音波も遮断されます。だから、人がたくさんいても、その音波がごちゃごちゃにならずに、平気になったみたいです。

それでも1時間くらいが限界です。デジタル耳栓をしていても感じ取れるようになってきてしまいます。要らぬところで感度が良いから困ります。

この人から感じる音波で人を判断していたせいか、デジタル耳栓をすると、人と認識できるんですが、生きた人間の感じがせずに、「マネキン」が歩いているように感じてしまいます。変な感じになるんです。でもきっとこれも感覚の問題で、そんなことないんだよって自分で自分に言い聞かせて移動しています。

 

あとは、日常生活の中ではエアコンの風の音がうるさいですね。風の音でテレビの音が聞こえにくいから、音量あげちゃうんですよね。一人だと問題ないんですけど、誰かといると音量下げられて聞こえなくなっちゃうんですよね。そのためにイヤーマフも買いました。あれがあると風の音が遮断されるので、テレビの音が大きく聞こえます。家族に試してもらったら聞こえないわって言われてしまいましたけどね。

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これだけ、色々なものが世の中にある時代なので、ダメなものへの対策は立てられるのかもしれません。ただ、バスは全然ダメです。見るだけでも体が緊張するのがわかります。もちろん乗れません。バスは異変のきっかけになったので、怖くて乗れないのです。電車もたまにはいいけど、毎日は乗り続けられません。職場には電車2本にバス1本を乗り継がないといけないところです。なので、抜け道を利用して車通勤していました。正式ではなかったので、事故でも起こせばすべて自己責任で終わってしまうところだったのですが、なんとか何もなく過ごせました。

 

さて、これから病院にって診断書、紹介状もらってきます。