双極性障害2型と暮らす

双極性障害2型、仕事をしながら薬調整をしようとしたが、失敗。2度目の休職者(1年間)。睡眠改善、薬の使い方を調整後、復職。現在挑戦中のきままなブログ

アスペルガー症候群、アスペルガースペクトラム

どうも。

皆さんはアスペルガーっていう言葉を知っていますか。

最近ではアスペルガーをもとにした漫画や本が出て来ているので、聞いたことあるっていう人も多いかもしれませんね。私は仕事でアスペルガーの人と関わることがありました。

 

人と話が合わない

感情が読み取れない

興味のあることは博識。そうでないものは無知に近い。

などなど。これまでは「ちょっと変わった人」として認識されていたと思います。発達障害の一つとして近年ではみられるようになり、病院で診断を受ける学齢期の子どもが増えているそうです。

 

でも、当然ですが、最近になって現れたわけではないので、大人の中にもいます。大人の発達障害という言葉も出始めて、認知されつつありますよね。

 

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大人の発達障害について書かれたサイトを見つけました。ここにはADHDについても書かれていますね。多動、不注意ですね。こちらの障害を抱えた人とも仕事上で関わりました。そういう関係で、学習障害発達障害の勉強をしようと思って、Kindleで色々と読んでいた時期があります。

 

へぇーこんなことあるんだ。知らなかったー

 

こう思って読むと思っていたのですが、「あれ?自分も同じ・・・」みたいなことが多くありました。もちろん違うこともあるのですが、色々と当てはまることが多く、アスペルガーについては色濃く当てはまるんじゃないかと思いました。

沖田×華(おきたばっか)さんの漫画を読んでいた時、聴覚過敏の人の説明を読んで、自分も聴覚過敏だということに気づきました。今まで当たり前だと思っていた音の聞こえ方が普通ではないと分かったからです。音が頭の中に響く、つんざくように聞こえるものがあるって違うものだったんですね。赤ちゃんの泣き声がだめな例がでていましたが、それは大丈夫です。でも、風の音、水の音が大きく聞こえます。何なら頭の中に響きます。すごくうるさいんですよね。みんな聞こえていると思ったら聞こえていないといわれ、驚きました。

あとは、感覚過敏も少しだけあります。双極性障害のうつ期は過敏傾向になりやすいらしく、元々持っている過敏傾向が強くなるみたいです。感覚過敏がひどい時は、水に触れると痛いです。左手がひどいのですが、お湯も痛いのでお風呂が地獄です。そうでない時は、全然平気なんですけどね。でも、水が痛くて触れられない時もあります。これも感覚過敏じゃない人からすれば不思議な現象みたいですね。感覚でいうと針で刺された感じです。シャワーなんて、剣山が降って来ているような感じですよ。

 

ちょっと過敏の話が長くなりましたが、アスペルガーの話に戻しましょう。

アスペルガー診断なるものがあります。ネットでも落ちているので、もしかしてと思う人はやってみるといいと思います。私はバッチリ当てはまる基準の点数を叩き出してしまいましたし、カウンセリングでもその傾向はありそうだと言われています。でも、社会的にコミュニケーションに支障がないのなら、診断を下さなくていいだろうということで診断は下されていません。まぁ、ブラックに近いグレーです。

 

コミュニケーションに支障をきたすくらいのアスペルガーの人と仕事をするのは結構大変です。でも、それも慣れです。最初は、当たり前が通用しないので、どうすればいいのか戸惑うと思いますが、ある程度法則があります。いわゆる「こだわり」ですね。それが分かってくると付き合い方も分かって来ます。

人にはそれぞれこだわりはあるもんです。ただ、ちょっとそれが色濃く出ちゃうんですね。ただそれだけなんです。でも、それがなかなか社会では受け入れてもらえない。知識がある人がいると、援助してもらえて溶け込めるんですけどね。でも、今はこういう知識は専門的な知識として囲われていて、なかなか一般に浸透しません。だからこそ、今、漫画などで気軽に読めるようになっているのは良い傾向だと思います。

 

発達障害学習障害も程度の差はありますが、普通の人とほとんど変わらない人もいます。でも、ちょっとだけ援助が必要です。そういう人の雇用に関しても少しだけ聞いたのですが、「◯◯障害」の状態で就職すると普通に就職するよりも給料が低くなります。国が企業に雇用率を設けて、推進させていますが、実は給与が低いんです。そういう情報はおもてに出てこないですよね。

本人たちは低いのは仕方ないと思っているようでしたが、私は疑問に思っています。(私自身が低いわけではないのでどうこうできる問題ではないのですが、皆さんに知ってもらえる機会は作れるかなと思いました)

 

双極性障害になってから、精神障害として手帳を持っています。仕事をしてからなったので、それで給料が下がるということはありませんが、今の仕事を続けられなくなって、仕事を探すことになるとすれば、私も立派な障害者です。しかも、精神障害は知的・身体に比べると求人は少ないそうです。より困難を極めるでしょうね。だから、仕事はやめません。症状と付き合いながらなんとか続けようと思っています。でも、人質に取られたような感じがして、スッキリしないものがありますけどね。

 

アスペルガー症候群から、発達障害学習障害、そして精神障害、色々な障害が今の世の中にあります。そして、「障害」と打っていますが、本当は「障がい」と打ちたいのですが、iPadの変換では一文字ずつしないといけないので、今回は「障害」にしています。これも、「打ちづらさ」という障がいですよね。

少しの援助があれば大丈夫な障がいも多いです。そのことを理解して、共存できる社会が来ることを祈っています。