通院してきました!
どうも。
双極性障害と付き合って・・・ん?双極性障害と診断されてから9ヶ月、最初にうつ症状が出てからは2年4ヶ月くらいです。双極性障害と診断されからはまだそれくらいなんです。色々書いてますが、まだまだ新米だと思っています。
そう思えば比較的短い期間でコントロールに挑戦して、落ち着いてきているのかなぁって思います。長いこと患っている人は、本当に苦しんでいらっしゃいますしね・・・
目次
1 カウンセリングにて
私の最近の通院の中心的な治療はカウンセリングです。カウンセリングを受け始めたのは1月終わりくらいなので、4ヶ月程度です。カウンセリングを受けるようになった経緯は長いので、また別の機会に書きたいと思います。
・睡眠記録表
まず最近はこれが中心です。元々アプリで行動記録を取っていましたが、時間を記入して書くタイプでした。それをカウンセリングで見せられないので、エクセルで作り替えてやっていましたが、病院で表があったので、それに記入しています。
布団に入っている時間と実際に眠った時間の両方を記入するものです。睡眠率100%を目指して書くものです。
今回は起きる時間がまちまちになってしまいました。どうも、寝る時間が遅くなっても起きる時間を固定できた方がいいそうです。夜23時半に眠って、朝7時に起きる。睡眠時間としては7時間半あるんですが、過眠傾向にあった私には厳しい時間でした。ここ数日持ち直してきた感じはありますが、この2週間は全体的にうつ傾向が強かったので、朝が辛いというのが正直なところでした。
今度は7時半にしてそれで固定してみようとなりました。8時が一番楽に起きられるんですが、仕事に復帰したことを考えると、遅い時間に固定すると結局行けないので、ちょい早い目です。
・やりたいことリスト
今回の宿題になっていたやりたいことリスト100です。100個やりたいことを挙げてくるように言われました。それは、一日の行動記録のパターンが少なかったからです。だから、やりたいこと100個挙げて、その中から選び取っていくというものでした。(ただ、私の場合1時間の集中だと少ないので、2時間くらい集中的に作業をしたいので、1日の行動のバリエーションが下がっていただけなんですけどね)
まずは、アイパッドにやりたいこと書いていきました。30個ほどはぱっぱと書けるんですけど、そこから手が止まってしまう。だから、ウォーキングして思いついたことを書いたり、真剣に考える時間を設けたりして、なんとか100個書きました。10日ほどかかりました。
そのままではかぶっている物があると思ったので、精査しました。思いついた順に書いていったので内容もバラバラです。そこである程度ジャンルごとにまとまりがあるようにしていきました。ついでに抽象的な物を具体的に書くようにしました。
たとえば「読書」と書いてあったのですが、何を読むか具体的に書いていきました。読みたい本を次々と書いていったので、増えました。
そうやって整理し治すと、112個になりました。
この中から特に出来そうなことを選ぶように言われました。まぁ、とりあえず今やっていることを選びました。前回に通院したときよりも活動量が増えているので、OKとなりました。
・行動記録表
今回はあまり使いませんでした。グーグルカレンダーに予定を立てて、それを実行していく感じです。これはこのまま続けましょうって感じになりました。
・漢検の勉強が出来るようになってきたこと
今回のカウンセリングで先生が反応したワードが「漢検の勉強が出来るようになってきました」という私の発言でした。これまで、うつ状態が強くなってきて、思考力が低下していました。そのため、漢字検定1級の漢字達は難しくて頭に入ってきませんでした。多分、能力が落ちている状態では準1レベルです。それでも十分だと言われるんですけど、1級取るって決めたんで、勉強していきたいんです。
とりあえず、今回のうつ期はパキシルを使って上げなくても脱出できそうな兆候が見えてきたのです。パキシルを使えば確かに2週間くらいで気分を持ち直せるんですが、大体上がりすぎて軽躁になっていました。それを使わずにうつ期を脱出できるなら、ラッキーです。
・うつ期脱出には「達成感」「楽しい気持ち」「やりたい気持ち」
今回の話の中では、うつ期の脱出には「達成感」「楽しい気持ち」「やりたい気持ち」が大切らしいです。確かに「うつ」の状態になれば物事への気力がなくなります。無関心といった感じでしょうか。楽しいとか、興味があるのかどうかとか分かんなくなるんですよね。
正直なところ、「達成感」は今までありませんでした。むしろ仕事を休んでしまったことによって、達成感からは外れていました。しかし、部屋の模様替え(以前からしたい状態に持って行く)ができたり、やりたいことリスト100を作れたことが達成感になりました。
やりたいことリスト100なんて、今まで何回も失敗してきたので、本当に出来て嬉しかったです。10日間も掛かっていますが、仕事をしながらだと、これだけの時間をかけられなかったと思います。これは休職してたからこその産物です。
あと、過去記事にも書きましたが、部屋の模様替えについては大成功です。今もこの記事をその部屋で書いています。また、部屋の使い心地は別記事でも書こうと思うんですが、非常に使いやすいです。それにわくわくしています。だから「楽しい気持ち」も達成しているんです。
そして、やりたいことリストを作ることで、「やりたい気持ち」が湧いてきました。
だからかもしれません。うつ期を脱出し掛かっているのは、この三つがうまくかみ合っているからだと思います。その証拠が、漢検の勉強を再開できたことにあるのかもしれません。
・単に「パニック障害」を治すと双極性障害による「パニック障害」の治し方は異なる
やりたことリストの中に「パニック克服」というのがあります。それを見て、先生に言われました。単なるパニック障害と根底に双極性障害があるパニック障害では治療法が異なるそうです。
少なくとも、私のように双極性障害の波をコントロール出来ていない状態でパニック障害を治そうとはしないほうがいいそうです。躁でもない、うつでもない、フラットな状態の時期に少しずつ挑戦していくしかないらしいです。
現状ではフラットな状態が短いので、挑戦できる期間が短く、そのことがストレスになって、またうつにもなりかねないので、まだやらない方が良いと言われました。ただし、今月「パニック障害」についての勉強会していて、来週の月曜日にあるそうなので参加してみませんか?と言われました。二つ返事で行くことにしました。
私のやりたいことリストに入っている「病識を深める」に該当することです。これでまた、一つ前進です。
2 医師との診察は「お薬診察」
カウンセリングが終わってから、お薬診察でした。ただし13人待ち・・・結構な人数が来ていました。それだけ精神的に何か抱えている人が多いって事ですね。私が行った10時台にも10人以上が待合室で待っていました。11時台はそれを上回る人数です。
ま、待つのは慣れているので、アイパッドに予定を入れて、ツイッターして待ってました。で、お薬診察です。一言二言会話をして終わりです。基本的には薬は変わらず。
あっ、でも眠れるようになってきたので、睡眠導入剤はなくしてもらいました。
3 病院の上の薬局へ
今通っている精神科はよく出来ているんです。B1Fが精神科、2Fに薬局。もうそこに行くしかないでしょうって感じです。でもその薬局の人がすごく優しいので気に入っています。
薬もらうときに前回の変化を確認してくれます。自力で眠れるようになったことをよろこんでもらいました。共感してもらえるってうれしいですよね。
4 通院を終えて
カウンセリングは2週間後、診察は17日後になりました。その前に勉強会に行くので、3回病院に行く予定が出来ました。
正直なところ、カウンセリングを受けるようになってから、症状は少し改善してきた気がします。医師の診察の際、話が通じずイライラすることが多かったからです。カウンセリングの先生は話が通じます。カウンセリングの先生を通して、医師に伝えてもらうと通じるので、本当にその方がいいです。日本語のはずなんですが、通訳がいります。
(話したことメモしていないし、話していないことを話していたと親に言ったりします。本当に話がずれる医師なんです。多分、自分顔も思い込んでいるように話をするみたいで、待合室でもブツブツ言っている人が・・・ネットでもカウンセリングの先生が良いので通ってますと書かれている始末。ま、私も一緒なんですけどね)
ということで、私のカウンセリングの通院について書いてみました。
一般的にカウンセリングというと、先生に話を聞いてもらってというイメージが強いかもしれませんが、私の受けているカウンセリングは話を聞いてもらうと言うよりも、一緒に双極性障害の波を乗り切るために、一歩ずつ生活改善をしていくものです。
何も無い普通の人と同じように生活するとやっていけなくなるので、生活を双極性障害用にコントロールしていく感じです。先生にも伝えてありますが、「かなり意識して戦っていると思って取り組んでいないとできない」状態です。気分に合わせて行動しないようにしています。でも、そうやってコントロールの仕方を覚えないと、乗り切れないようです。
大変だけど、頑張ろうと思います。診察までの間隔は2週間。2週間ごとにレベルアップしていく感じです!