双極性障害とはっきり言われるまで
どうも。
今日は双極性障害とはっきりと診断されるまでの流れを書いておこうと思います。
目次
1 双極性障害の疑いあり までの経緯
私が双極性障害の可能性があると初めて言われたのは、2017年8月です。私の休んだ状況はこんな感じです。
2016年3月上旬 休職(抑うつ状態・精神耗弱)
2016年10月 復職
2017年7月中旬 うつ症状現れる
2017年7月下旬~8月中旬 有給で休む
2017年9月~3月 遅刻・欠勤しながら働く
2018年3月27日 休職開始
一度目はうつだと思われていたんです。で、復帰したので、もう大丈夫かなぁって思ってたんですけど、急にまた症状が現れだしたんですね。その時、これといって原因が見当たりませんでした。うつになった原因はなくなっていたので、おかしいなぁと思っていたのです。
そこで双極性障害の疑いが出ました。でも最初は「双極性障害スペクトラム」と範囲の広い診断でした。とりあえず、双極性障害、つまり躁うつ病だということでした。
そこから、双極性障害の勉強をしたのですが、どうも自分はⅡ型だろうなぁと思っていました。Ⅰ型のような激しい躁になることはなかったからです。
ただ、復職したての頃は躁状態になっていて、そのままの流れで持っていただけなのかなぁと思いました。双極性障害と分かってからすぐに休むことをせず仕事を続けていました。なんせ病院の先生が、
「薬を飲んだら大丈夫な病気だから」
と言うからです。ただのうつよりもコントロールしやすいって言われたので、そんなものかと思って仕事を続けていました。
ところが書いてあるように、遅刻や欠勤を繰り返す時期が出てしまいます。有給を当ててなんとか凌いでいましたが、半年ほどで繰り越していた分も合わせて、ほとんど使い切ってしまい、このままではやっていけないと思って休職に踏み切りました。
ここらの流れはnoteというサイトでも公開しています。
2 双極性障害を断定されたのはカウンセリング
カウンセリングでは、現在は生活改善を行っていますが、初期の頃は症状の再確認がありました。どういう状態であったかという確認です。その中で、復職してからの話をしていると軽躁エピソードとうつエピソードがしっかりと出ていると言われ、双極性障害Ⅱ型であることは間違いないと思われますと診断されました。
うつエピソードはうつ症状が現れだしたので、自覚も出来ますし、周囲も気付いていたのでわかりやすい状況でした。軽躁エピソードは認識しづらいのですが、私の話の中で「新規性を求める」という点に着目されました。仕事柄「授業をする」というと、前で先生が話して、生徒が聞くというスタイルなんですが、私はどんどん新しいスタイルがないかを追究してやっていました。
そういった姿勢は就職してからもそうだったんですが、復職してからは休職中に集めた情報を元にどんどん新しくしていったので、そういうところの活動性を指摘されました。
さらに、クレジットカードの請求が毎月20万くらいになっていたのを挙げました。何に使っているのか記憶にないんですが、確かに請求されているところに見覚えがあり、金銭感覚がおかしくなっていました。それも軽躁エピソードの一つであると言われました。
双極性障害について勉強していたので、この話をすればきっと認定されるだろうなぁと思っていました。まさにぴったり当てはまっていました。
3 おわりに
そういった経緯で私は正式に「双極性障害Ⅱ型」という診断を下されました。投薬治療の先生は5分診察なので詳しく話をする時間がありません。一応、病院から病院までにあった出来事は話していたのですが、全然記録も取っておらず、判断出来ないと言われていました。
カウンセリングを受けるようになって、そのような認定もしっかりとされて、少しスッキリしました。
ちなみにカウンセリングを受けるようになったのは、とある出来事があったからです。カウンセリングと呼んでいますが一応「精神療法」という治療なので、いわゆる話を聞いてもらうカウンセリングではありません。病院ではその治療も行われていたのですが、私はずっと薬だけを受け取る診察でした。
しかし、とあることがきっかけで、精神療法を受けられるようになりました。病院としては利益が少ないので、あまり受けさせたくないようですが、私がどうやって受けられるようになったのかは、また後日の記事で書こうと思います。