双極性障害2型と暮らす

双極性障害2型、仕事をしながら薬調整をしようとしたが、失敗。2度目の休職者(1年間)。睡眠改善、薬の使い方を調整後、復職。現在挑戦中のきままなブログ

双極性障害と解離症状

どうも。

 

双極性障害の波にさらされながら何とか生き延びている状態です。

今年に入ってから、解離症状が始まりました。1月にハイター飲んで、今月はどこかへ消えようと準備して未遂で終わりました。

さて、この解離症状って何なんでしょうね。

 

目次

 

1 「解離症」で検索してみよう

「解離症」でひとまず検索してみました。そうすると厚労省のHPが出てきました。

www.mhlw.go.jp

 うわっ!!なんで?公的機関のHPなのに文字化けしているよ。。。

https://www.mhlw.go.jp/kokoro/know/disease_dissociation.html

だめだ・・・何度やっても文字化けする。アドレスも貼っておきますね。

さて、そこにある情報を拾うと・・・

解離性障害は、自分が自分であるという感覚が失われている状態といえるでしょう。たとえば、ある出来事の記憶がすっぽり抜け落ちていたり、まるでカプセルの中にいるような感覚がして現実感がない、いつの間にか自分の知らない場所にいるなど、様々な症状があります。
こうした中で、自分の中にいくつもの人格が現れるものを多重人格障害解離性同一性障害)といいます。ある人格が現れているときには、別の人格のときの記憶がないことが多く、生活面での様々な支障が出てきます。
これらの症状は、つらい体験を自分から切り離そうとするために起こる一種の防衛反応と考えられています。治療では、安心できる環境にすること、家族や周囲の人が病気について理解することがとても大切です。 

 前半の部分が当てはまる感じがします。記憶がなかったり、自分が自分じゃない感覚というのが昔はよくありました。右半身の感覚がないんです。そこにあるし、動くんですけど、自分が自分じゃない感覚というのはありました。いつの間にか知らない場所にいる・・・これがまだやらかしていないことですね。というか、やらかしそうになったことですね。

多重人格の方は多分ない・・・と思います。何となく、自分以外の人が自分の中にいるような気がしなくはないですが、それが出てくることはありませんね。

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2 解離性障害の症状

このまま厚労省のHPを引用してみていこうと思います。

解離性障害には様々な症状があります。世界保健機構の診断ガイドラインICD-10では、解離性障害のカテゴリーには次のようなものがリストアップされています。

  • 解離性健忘:ある心的ストレスをきっかけに出来事の記憶をなくすものです。多くは数日のうちに記憶がよみがえりますが、ときには長期に及ぶ場合もあります。
  • 解離性とん走:自分が誰かという感覚(アイデンティティ)が失われ、失踪して新たな生活を始めるなどの症状を示します。学校や職場において極度のストレスにさらされ、しかもそれを誰にも打ち明けることができない状態で突然始まり、それまでの自分についての記憶を失うことが多くみられます。
  • カタレプシー:体が硬く動かなくなること。
  • 解離性昏迷:体を動かしたり言葉を交わしたりできなくなること。
  • 離人症:自分が自分であるという感覚が障害され、あたかも自分を外から眺めているように感じられます。
  • 解離性てんかん心理的な要因で、昏睡状態になる、体が思うように動かせなくなる、感覚が失われるなどの症状が現れます。

ほかにも、ヒステリー性運動失調症、ヒステリー性失声症、解離性運動障害、失立、心因性失声、心因性振戦、解離性痙攣、憤怒痙攣、解離性感覚障害、心因性難聴、神経性眼精疲労、ガンサー症候群、亜急性錯乱状態、急性精神錯乱、心因性もうろう状態、心因性錯乱、多重人格障害、反応性錯乱、非アルコール性亜急性錯乱状態なども解離性障害の一種です。

  • 多重人格障害:これらの中でも多重人格障害DSMアメリカ精神医学会の診断ガイドライン)では解離性同一性障害と名づけられ、きわめて特徴的な症状を示します。患者は複数の人格をもち、それらの人格が交代で現れます。人格同士はしばしば、別の人格が出現している間はその記憶がない場合が多く、生活上の支障をきたすことが多くなります。

これらの解離性の症状は、それを周囲に理解し、信じてもらうことが困難な場合も少なくありません。とくに疾病利得が絡んでいる場合には、詐病ではないかと疑われることもあります。また専門医でも、その診断が難しいケースもあります。
解離性の障害を理解するうえで重要な点は、過去にこれらが解離という言葉を用いられずに、様々な形で精神医学の関心の対象となってきたことです。文化結合症候群(特定の文化に特有の精神医学的疾患)という一連の精神障害がありますが、そこで記載されているもののほとんどすべてが解離性の障害と考えることができます。

なんだか、思った以上に当てはまる気がするんですよね・・・

解離性健忘・・・これはすでに認定済み

解離性遁走・・・今回疑惑

解離性てんかん・・・体が動かさせなくなる、感覚がなくなる

これらが思い当たりますね。えっ?これって当てはまる方がおかしいのかな。それとも少なからず皆さん思い当たるものなんですかね・・・ちょっとどきどき。

 

これらの症状の基本はストレスなんですね。ストレスから身を守るための防衛反応・・・といえそうですね。仕事していた頃、それがストレスで解離性健忘を起こしていたのは分かるのですが、今は仕事を休んでいるので、何がストレスなのか・・・という問題になってしまいます。病院の先生にも「特殊な例だね」と言われてしまいました。

 

3 解離性障害の治療

解離性障害の治療の基本は、安心できる治療環境を整えること、家族など周囲の人の理解、主治医との信頼関係です。解離性障害の主な原因は、心的なストレスによりほかの人に自分を表現することができないことです。つまり解離されている心の部分は、安心できる関係性でしか表現できません。
解離性障害の症状の多くは、ある程度の時間を経れば自然に解消されるか、別の症状へ移行するのが一般的です。早い段階で、催眠や暗示によって、解離性の健忘や、失立、失声、麻痺等を解消することは効果が期待できないだけでなく、症状を悪化させることもあります。安全な環境や自己表現の機会を提供しながら、それらの症状の自然経過を見守るという態度も重要です。

このように書かれています。基本的にはストレスから逃れることになるんでしょう。なので、安心した場所作りが大切なんですね。

私の例が特殊な例なのか、それともこの典型例に当てはまっていると考えるべきなのか悩むところですよね。

 

4 今の生活のストレス?とは

私はストレスをストレスと認識するのが苦手です。その状況を仕方がないと思って受け入れているつもりなんです。ところが、心は思ったよりもストレスを感じているようで、ダウンしてしまいます。もちろん、今回の休職の一件もそうでしょう。ストレスが分かっていて、避けることが出来たり、発散することが出来たりするとこんなことにはならなかったと思います。

そのなかで考えると、ストレスとは何か・・・といわれても思いつかないんですよね。でも、今の生活自体がストレスでもあります。

 

だって、生きていく上で不安定な状態

 

ですからね。

休職なので、満額とは言えないけれどお金をもらっているので、生活して行けていますが、十分とは言えません。少しずつ貯金を削りながら日々を過ごしている状態です。だから、お金への不安はあります。

それに、復職してその後続くかということも不安です。

生活してやっていけるのか不安です。

不安がいっぱいあるんです。毎日毎日忙しくしてやり過ごしているのも、不安だからなんです。

だから、私のストレスは何かというと「不安」です。

というか、もう、生きているだけで不安なんです。

 

こんな不安って誰もが持っていますよね。今の生活が恒久なものだなんて誰が保証してくれるんですか。必ず何かが起こります。その起こったことに対処していくしかないんです。

そんなことは分かっているんです。

でも、もう、生きているだけで不安なんです。

あーどうしよう。これが本音だと思います。だから、生きているだけで意識飛ばして、どうにでもなれってなるのかもしれません。

色々とカウンセリング受けて日々を過ごしていましたが、それを色々と実践していくのも全部「不安」から来ているんです。

というのが、今の私の答えです。全ては「不安」です。

だから、「安心する場所を作る」が、この症状の解決方法であるのならば、非常に困難です。この世が不安な場所だからです。

これって認知のゆがみですよね。過剰な恐怖心。修正していかないと、結局は変わらないのかなぁって思ってしまいます。