双極性障害2型と暮らす

双極性障害2型、仕事をしながら薬調整をしようとしたが、失敗。2度目の休職者(1年間)。睡眠改善、薬の使い方を調整後、復職。現在挑戦中のきままなブログ

双極性障害と夏休みの課題図書 ーバイポーラーワークブック第2版ー

どうも。

 

休職して双極性障害のコントロールの方法を学んでいます。ちゃんと精神療法のいいつけ守っているんですよ!!しんどいですけど!!普通の生活をするだけなんですけどね、結構ハード・・・(笑

 

さて、世間では夏休みなんですね。休職中は毎日がお休みなので、夏休みとか関係ありません。そういえば昔、ゴールデンウィークの時もそんなことを言っていた気がします。

soukyoku2.hatenablog.com

 あー落ち込んだ絵差しこんでいますね。普段人が少ないところに人が増えるのでいいことあんまりないんですよねー

 

そんな中、精神療法(カウンセリング)の先生から課題図書を提示されました。私の職業柄、課題図書を出す側なのですが、久々に出されました。皆さんにも少し紹介したいと思います。

 

目次

 

1 課題図書が出された経緯

課題図書がなぜ示されたのか。それは私の症状の循環が早いこと、それと「漢検の勉強をやりすぎていること」がありました。漢検の勉強の代わりになるものを用意してくれたと考えるべきなのと、行動しすぎたり、動きすぎたりするので、実際にどんなことをすればいいのか病識を深めることも狙っていたようです。

カウンセリングの時に、本の紹介をされました。いくつかあるそうですが、一番私に向いてそうなほんと言うことでした。

 

2『バイポーラー ワークブック 第2版』

さて、示された書籍はこれです。

f:id:hodaka6212:20180803214713j:plain

双極性障害って漢字で書くと長いし難しそうだから、これからバイポーラーって呼ぼうかな(笑)まぁ、意味は一緒なんですけどね。ちょっとお高いですが、指定図書だから仕方ありません。(内心、国語辞典買えるやんって思っちゃいました。)

あぁ、そうそう、こんなに高いのには理由があります。

 

f:id:hodaka6212:20180803214947j:plain

 352ページあります。それなりの分厚さです。いやー大学の時に課題図書示されたときの感覚思い出すなぁ。国文学なので、容赦なかったんですよね。500ページ超えの大判資料5冊、あれは泣きそうでした。2週間でそれだけ読んだんですよ。もう吐きそうでしたけどね。

まぁ、それに比べればかわいいモノです。でも、これを高校の夏休みの宿題で課したらブーイングだろうなぁって思っちゃいました。

ちなみにこの本を出版している星和書店は、精神医学の本を専門に出しているようですよ。皆さんも活用できるかもしれません。

 

星和書店 精神医学・脳神経科学領域の出版社

 

3 とりあえず「はじめに」を読む

私は本を読むときに必ず「はじめに」を読みます。大抵読み飛ばされてしまうのですが、この部分に、その本で伝えたいエッセンスが書かれていることが多いからです。この部分が書き始めの意気込みだけしか書いていない本は読みません。「はじめに」を本当に「はじめに」書いている本は大抵中身が薄いです。

表紙にも書いてありますが、この本は翻訳された本です。なので、序文とはじめにがありました。序文は翻訳者が書いていましたが、この本は役立ちますよーって内容でした。

本来の作者が書いた「はじめに」を読んでいて、なるほどなるほどと思いました。

 

初版が何ヵ国語にも翻訳されたことは、双極性障害が世界中で人々を苦しめている問題だという事実を証明しているといえるでしょう。

 

私はね、ブログを始めたり、Twitterの鍵を解除して門戸を開いた理由は、双極性障害の情報があまりにもなかったからなんです。ブログを通して繋がりを作って、双極性障害の方の様子や治療を知りたいと思ったからなのです。もちろん、その狙いは当たりました。たくさんいることを実感できました。

そして、書籍からも情報を得ようとしましたが、双極性障害の説明をしている書籍は多くありますが、体験談や治療のための取り組みが書かれているものは非常に少ないなと思いました。

でも、今回病院で教えてもらった本、そしてその出版社を見ると、もっともっと苦しんでいる人がいるのだと分かりました。そして、この本が何ヵ国語にも翻訳されているのであれば、それだけ世界中で苦しみもがいている人がいるんだと分かったので、ちょっと安心しました。問題は、翻訳者の方も書いていたように、それによって日常生活が変わってしまったこと、特に労働という面で苦しんでいる人が多いという現実だと思います。

 

初版から変わらず引き継いでいるのは、気分症状を早い段階で見つけるための新しいスキルを学んで、症状をコントロールできるようになるための戦略を使う、という目標です。各介入が基盤とする理論モデルも初版と同じで、認知行動療法です。これはよく検証されて効果が示されている心理療法の治療形態です。

 

なるほど。これは症状をコントロールするための方法を手に入れる本なんですね。精神療法で少しずつトレーニングしていますが、これを一気に進める方法ってことですね。

ん?精神療法でもできることを本で紹介するって事は若干、治療投げ出されている?いやいや、そんなことないはず・・・(笑

 

4 とりあえず読んでいきます

さて、まだはじめにしか読んでません。

これから読むって言う宣言です。後に引けないようにね。漢検とこの本がこれからの生活の二本柱になりそうです。

また読書記録として、書きます。それが双極性障害の方のトレーニングの参考になればと思っています。