双極性障害と漢字検定
どうも。
2018年度第二回漢字検定を受けてきました。
ここ最近、絶不調でした。
ちょうど鬱転して1ヶ月。大体2~3ヶ月で抜けるので、1ヶ月から1ヶ月半くらいの時期が一番の底です。
最悪のタイミングです。
試験の申し込みは4月に済ませてあったので、こればっかりは予測できませんでした。
でも、仕方ないです。
当日の動きを書きたいと思います。
目次
1 食物アレルギーとのコンボ
漢検を受ける5日前の出来事でした。
いつものように夕食を食べたのですが、親が作るのが間に合わなかったということで、スーパーで惣菜を買ってきていました。
特に気になる物もなく食べたのですが、天ぷらの中に気になるやつがいました。
「カボチャ」
別にかぼちゃのアレルギーがあったわけではないんですが、ピーナッツのアレルギーがあります。数年前、バターピーナッツという野菜を見つけて、カボチャの仲間ということで、食べたことがあるのですが、それがいけなかったんです。
その後、嘔吐と激しい腹痛。2,3日は苦しみましたね。毒でも食べたんじゃないかって感じでした。まさかダメだとは思わなかったので、思わぬ誤算です。のちに、バターピーナッツは、ピーナッツアレルギーの人はダメだって知りました。多分、すぐに病院に行くべき症状だったんですけど、分からなかったので、耐えました。
そこから、かぼちゃを食べるとお腹を壊すようになりました。
それで避けていたのですが、最近ずっと食べてなかったし、もういけるかなと思い、かぼちゃの天ぷらがあったのですが、気にせず食べました。
その夜から、激しい腹痛・・・嘔吐はありませんでしたが、へその裏にとげとげのボールが入ったような痛み・・・これは!!そう、あれだ。食物アレルギーの時の痛みだ。経験がある。
うつと重ねて下痢によって、眠れなくなってしまいました。その日は非常に苦しみました。
そこから、しばらくは下痢が続きました。
2 うつ期の悪化
さて、そんな状態で1日10回くらいお腹痛くて駆け込んでいました。食べたらすぐトイレって感じでした。
さらに、うつはどんどん激しくなっていき、気分は重たく、過眠も進み・・・
睡眠を減らして過眠を抑える・・・は意図せず達成できたものの、睡眠不足に加え、腹痛の苦痛でボロボロになっていました。
勉強はしようと思うのですが、何度もトイレに行くので集中できず。
そして、当日の朝、鉛化症状がきました。
朝起きれなーい。
目が覚めても体が重い。これは・・・お腹痛いからか?違うな。
試験は昼からなので、しばらく休むことにしました。
3 試験当日
試験当日の朝はゆっくり起きました。
腹痛はある程度消えていたので、もう大丈夫かな?って思いました。朝ご飯食べてからも1回だけだったので、落ち着いている??って感じでした。
しかし、うつが強いので、予期不安が強く出ます。もちろん、試験中にお腹痛くなったらどうしようってことです。
試験はお昼過ぎ13時40分から。家でご飯食べてから出るのは少し厳しそうだったので、途中の乗換駅で繁華街通るので、そこで済ませて行くのが一番良いかなと思いましたが、お腹痛くなったらどうしようと思って、お昼はパスすることにしました。
なので、12時くらいに家を出て、少し早めに会場に着きました。13時くらいでしたが、中で待合室を用意してくれていたので、助かりました(会場によっては待つところがなく、外で立って待つってこともあります)
そこで、少しお勉強して、時間になったので試験会場に向かいました。
4 受験者14人
今回の会場での1級受験者は14人だけでした。
少なーい。やっぱり準1の時とは違うなぁと思いました。
ちょっと狭い部屋でしたが、出席率は100%でした。すごい。準1の時、1/3くらい会場にいなかったんですけどね。
大学生くらいの人が2人、20代30代くらいの人が自分を含めて4人、あとは60代以上の方でした。比較的年齢層高めでした。
体調不良の中、ここまでたどり着いただけでも偉いと自分に言い聞かせました。
過去問の傾向から、現状では受からないと思っていたので、気は楽でした。
でも、この会場のいる人誰か受かるのかなぁって思いました。
前年度の合格率なら5%くらい。14人だと0人か1人。第一回は11%くらいあったそうなので、それでも1人。まぁ、いればの話ですけどね。
でも、一つ面白いというか、頑張れ!!って思ったことがありました。
試験会場にものすごーく緊張している人がいたんです。もう手も震えているし、声も震えている。スーツも着慣れていない感じがすごくて・・・
そう、試験監督です。
完全にアルバイターの新人か、数回しか経験していない人だと思います。
ガチガチでした。噛み噛みだし・・・がんばっ!って思いました。
私も仕事柄、漢検の準会場として試験監督やるんですけど、漢検の試験監督用の資料、めっちゃ丁寧なんですよね。本当に、読み上げるだけなんです。
それを緊張しているってことは、まだまだ経験が浅いなって思いました。
5 試験開始
試験が始まりました。チャイムでも鳴るのかと思ったけど、試験監督の時計でスタートでした。私の腕時計と大差なかったので、そのままスタートですね。
家でやるときはノートに一回書いて終わりですが、後で自己採点するために問題用紙に一度解いて、解答用紙に写さなければなりません。時間配分を間違えないように気をつけます。
読み書き(1・2)は予想通りです。ここはある程度分かります。お初にお目に掛かりますが混じりながらも、過去問などで確認しておけばある程度取れます。
意味から漢字を書く問題(3)は、難しかったですね。でも、何とか推測できたので、それなりに解けたでしょう。
四字熟語(4)は思った通りでした。1級配当+下の級配当+チャレンジですね。でも1級配当が多いので、ある程度取れたと思います。これは四字熟語辞典で1級900+α頭にたたき込んだので、取れます。
裏面に行きます。
熟字訓・当て字(5)から本当に酷でした。
二問しか分からん。見たことない。問題集、過去問やったけど、載ってなかったぞ。それに当て字は電子辞書で調べても出てこない。大抵立項平がなだから。こればっかりは想像で書くしかありませんでした。
音読みと訓読みの問題(6)は見たことある漢字の組み合わせでしたが、訓読みの方が見たことない漢字ばかりでやられました。でも、全滅はしませんでした。いくつか明確に分かったし、これはもっと勉強したらいけそう。
対義語・類義語(7)・・・これは反則っていうくらい難しかったです。まず、問題になっている語で意味が分かる物が4つ(10問中)あとは、分かりませんでした。問題は選択肢です。ひらがなで書かれているのを漢字に直すのですが、ほとんど漢字が思い浮かびません。
たとえば、「酷暑」の対義語を答える問題がありました。「極寒」「酷寒」「厳寒」が対義語辞典でも出てきました。でも分かりませんでした多分「きかん」が正解だろうと当たりは付けました。「かん」が多分「寒」だから。でも、「き」が分からない。これは1級合格者にとっては当たり前なのかもしれません。「祁寒」が正解っぽいです。分からなかった。「祁」は大きい、盛んって意味だそうです。はい、残念。
あぁ、今この記事書きながら、いくつか調べてみたけど、音は合ってるけど、漢字が合ってない。あぁ、音は推測できるけど、合わせられない。これはまだまだ語彙力不足だね。
故事成語・諺(8)の問題は、半分は分かりました。よしっ。って感じです。でも残り半分は??でした。ちなみに全然分からなかった問題は辞書引いても出てきません。くそー広辞苑などの中型じゃなく、精選版日本国語大辞典でも出てこないなんて。本家の日国引かないと駄目ってか?
文章中の漢字(9)はまぁまぁかなぁ。過去問で見たよりも書けたと思います。でもここはほとんど手つかずなんです。だから、取れなくても仕方ないかなぁって感じでした。
6 試験終了
はい。終わりました。
もう分かります。絶対8割に到達していません。
まぁ、今回は無理だと思っていたので、予想通り。
そして、無理だと思った理由と実際が一致したので、そういう意味では成果あったかな。
対策方法も見えてきたし。
まだ、時間掛かりそうです。
ただ、漢字を推測したり、当たりを付けたりする能力は大分研ぎ澄まされてきた感じがします。
あとは材料となる漢字を頭に入れていくことですね。
はい、ということで、漢字検定でした。
これ、躁のときならもっと良い点が出てかもしれません(笑
病院で知能検査受けたいって言ったら、躁の時とうつの時では結果変わるので、フラットの時にしないといけないから難しいって言われましたしね。
鬱の時でも合格できるくらい実力付けなくちゃいけませんね。
まだ、挑戦は辞めませんよ。