双極性障害2型と暮らす

双極性障害2型、仕事をしながら薬調整をしようとしたが、失敗。2度目の休職者(1年間)。睡眠改善、薬の使い方を調整後、復職。現在挑戦中のきままなブログ

他人の顔を覚えているのか?

どうも。

 

他人の顔を覚えるのが苦手です。というか、顔を見るのが苦手なので、覚えていません。ただ、聴覚障害のところでも書いたのですが、音波のようなもので人を捉えるので、顔を覚えられなくてもそれほど問題はありません。

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なんとなく雰囲気で覚えているんですけど。いつも同じ服を着てくれると覚えられます。この服の人だーって感じです。でも、制服着られるとピンチです。同じ顔がたくさん並んでいる。マネキンがいっぱいいるんですよね。あと、写真見せられて、この人が・・・的な話も苦手です。この人って指さされても実はわかっていません。でもわからないって言えないから、「へぇー見えないー」とか「感じ違うー」とか言ってます。当たり障りないようにですね。

 

でも、現実世界ではそうなんですけど、テレビなど、何度も何度も同じような服装で出てくれる人はわかるんですよね。不思議なんですけど、現実の人の顔はあまり見てないんですけど、テレビなら見れるので区別つくんです。でも、アイドルとかは苦手です。みんな同じような服着ているので、わかんないです。でも、誰かわかんなくても問題ないので、okなんです。

 

人の顔を覚えるのが苦手だなぁと思うようになったのは、小学生の頃です。名探偵コナンがコミックになったころですね。第2巻まで読んだ時に気づいたんですね。顔の区別がつかない・・・誰が誰だか。同じ顔の人がいっぱい出て来る。犯人の黒塗りだけはよくわかるので、よかったですね(笑

あと、漫画の読む順番がわらかなかったんです。縦に読むのか、横に読むのか。まさかジグザグに読むとは。感覚的に読み取れなかったんですよね。高校生、大学生くらいになってやって漫画がスムーズに読めるようになりました。それまで読めなくて結構困りました。

特に中学校の時、英語の教科書で苦戦しました。なんか漫画風に書かれているんですよね。どうやって読むんだろう?英語も読めなければ読む順番もわからない。それで先生に読む順番を質問しました。

「ふざけるな」

こう言われました。そこから勉強しなくなったのは言わずもがなです。真面目に質問したのにキレられたので、信頼性ゼロですよね。英語も全くわかりませんでした。高校の教科書みたいに文章形式で書いてくれればいいのに、誰でも漫画が読めるという配慮のなさだと思います。

 

このように私は、いろいろできないことがありました。多分普通の人はできるんだろうなって思います。今でも漫画が読みたいと思って、読むんですけど、まず続きません。区別がつきません。最後まで読破できた漫画は2つだけです。「マギ」と「ドラゴン桜」だけですね。それでも読む順番がわかっていないところがあるので、多分前後しているところが多々あると思いますが。

あと、アニメも見続けられるの難しいんですよね。やっと区別がつくようになったコナンは見れます。ドラゴンボールも見れます。ワンピースは未だに誰が誰かわかりません。いっぱい出すぎてわかんないんですけど、人間じゃないキャラがいるので助かります。そんな感じです。

 

ずっと当たり前だと思ってきた人の顔に対する認識が、実は違うかったというのは驚きました。

なんでそういうことに気づいたのかというと、沖田×華さんの本を読んだからなんですね。学習障害を抱える人が漫画を描いているなんて珍しいと思って、読み始めたんですけど、「えっ、当てはまってる」って思うことが結構あったんですね。勉強面では中学までは何もしなかったので、五木模試で大阪府内ワースト3を取ってしまったことがありますが、高校からは勉強したので、それなりの大学に行って、さらに大学院まで行って勉強しました。そして、就職して、ストレスにさらされて・・・今に至るですね。

 

でも、中学までの私は学習障害の状態にあったと思います。漫画の読み方がわからないことから教科書が読めない。さらに人の顔の区別がつかないので、英語の教科書がわからなかったんですね。そりゃできないですよね。さらに色弱もあるので、色の区別も弱いです。よく親とも何色かについて意見が合いません。多分、私が見えてないんですけどね。

社会の教科書で地図が乗っているときに、陸地と海が区別つきません。境界線が薄い色で表示されているときわからないんですよね。友達に頼んで油性マジックで線引きして、「陸」「海」と書いてもらっていました。そうでないと区別できませんでしたからね。でも教科書みた先生からは白い目で見られていたと思います。

でも、高校生の時の先生に一人、色弱に配慮してくれる先生がいて、黒板を工夫してくれていました。現代社会の先生だったんですけど、「白のチョーク」と「黄色のチョーク」の区別がつかないというと、重要語句を四角で囲むという形でやってくれました。普通に見えるみんなは嫌がっていましたが、私にとってはとても助かりました。

そうそう、チョークの色の区別がつかないので、私のノートは基本的に鉛筆だけでした。重要語句を赤で書けって言われたって、全部同じ色ですからね。よーく見たって、ちかちか反転して何色かわかんなくなるんです。

 

こうやって書いてみると、自分っていろいろできないことが多かったんだなぁと思います。今も、もしかしたら合わないのかもしれない・・・でも、普通にやっていきたいんですよ。

書けば書くほど、変な人になっていきそうなので、今日はこの辺でやめておこうと思います。