#不登校は不幸じゃない in 大阪北区 イベント実施しました!
どうも。
8月19日(日)にイベントが実施されました。
サポーターとして関わってきましたが、本番を遂に迎えました。このブログでも何度か紹介しましたが、ついに本番を迎えました。
本番を迎えた感想を書いていきたいと思います。
目次
1 全体の流れ
大阪北区では三部構成で行いました。
第一部 自己紹介
第二部 グループトーク
第三部 トークセッション
という形です。当日はイベントの発起人の小幡氏によるライブ配信もあったので、全員で見ました。
参加者は12名ほどでした。スタッフや取材の方を入れると、20名ほどがいる会場となりました。
自己紹介は上限の時間を設けて行ったのですが、基本的に皆さん時間内に終わっていただけたので、早く終わりました。前倒しで二部に入っていきました。
2 第二部 グループトーク ・ 第三部 トークセッション
グループトークでは二つのグループにわけてトークをしました。片方の班のファシリテーターをすることになって、話をまとめつつ進めていきました。ある程度意見が出たところでまとめつつ話を進めましたが、参加者の立場が様々だったので、本当に色々な方面からの意見が出てきました。
まとめるのに少し苦労しましたが、貴重な意見交換を出来たと思います。
第三部では、トークセッションでした。様々な立場の人から改めて話をしていき、全体にフィードバックしていきました。不登校に関するイベントで不登校の経験者だけと思われがちですが、全く関係してこなかったけど、関心があるという立場の方の意見もあり、なかなか面白いものでした。
3 障害をオープンにして参加
今回のイベントに参加した最初の動機は、双極性障害の躁うつ混合期に起きた焦燥感からです。そのときに思っていたことは
「何か社会の役に立ちたい」
ということでした。休職してまもなくだったのですが、自分が本当に無力だなと思ったのです。本当、社会のゴミとか思っていました。だから、何か、つながりを、存在意義を求めていました。そのときは何かボランティアをしようと思って検索を始めたんです。
そこで出会ったのが今回のイベントでした。
「不登校」
このワードにひっかかりました。仕事上無関係ではないからです。仕事では立場があって関わるので、本音が分かりません。どうしても気を遣った意見を聞くことになります。だから、生の声を消えるのではないかと思って、主催は無理でもサポーターとして関わろうと思ったのです。自分も不登校の経験があるので、役に立てるかなという想いもありました。
本当は小さく関わろうと思っていたのですが、色々とメンバーの入れ替えがあって、初期メンバーが主催と私という状態に一時なってしまい、本格的に関わっていきました。といっても、数回打ち合わせを重ねたくらいで、体調面からもそれほど負担ではありませんでした。そして、本番。だれも来ないんじゃないかという心配はよそに、たくさんの人に来ていただけました。
本番では参加者の他に取材の方もいらっしゃいました。私はあまり取材を受けるとダメかなーと思ったのですが、後ろめたいこともないですし、堂々と受け答えしようと考えました。
障害のことは機会が無ければ話すつもりはありませんでしたが、質問された内容上、伝えないと話せなかったので、話しました。取材のインタビューで話したくらいなので、編集でどうなるか分かりませんが、公共の電波に乗って私の障害が公になるかもしれません(笑)
それくらいの規模でオープンにしてきました。
4 オープンにしてスッキリした
これまでオープンにしているといっても、職場の同僚くらいで、言われなければ言うことはありませんでした。隠すつもりはないけれど、あえてアピールするつもりもなかったからです。
でも、それでも、どこかに、言ってしまいたい気持ちがあったようです。
それが、カメラの前で言えてしまったので、本当にスッキリしました。
私はそうなんだ。
でも、こんな場所で言ったって、他の人からとればどうでもいいことです。一時的に記憶に残っても翌日には忘れられるでしょう。だから、気にしなくて良いと思っています。
その代わり、取材に来ている人に障害のことを明かし、ブログやTwitterのことも話をしました。もし、何か考えることがあるのなら協力することも。
SNSで満足していたけれど、これからは現実の場所でも発信していけたらいいなぁと思っています。それくらい知られていない、知るのは当事者になってからが多いことだからです。
5 帰りしなに言われた一言
本番を無事に終了して、数人でお茶会をしにいきました。キャラが非常に濃いメンバーでした。主催側も参加側も気楽にお茶出来る関係だったので、本当に落ち着ける場所でした。
変な見栄も張らなくて良いし、緊張もしなくていいお茶会でした。そこで色々と熱く語りました。学校現場を知る人がいたので、一緒になって現状と私たちが思っていることを話していました。(学校では異端児扱いされるんですが、その人と意見が合いました。その人も同じような状況でした(笑
そして、会場にさせてもらった施設を利用している方と駅へ向かって歩いていたのですが、そのときにふと言われた一言が私の中ではすごく心に残りました。
「私たちは、ワクワク、ドキドキするところには行きます。ワクワク、ドキドキは伝染しますからね」
ワクワク、ドキドキ
私はそのとき、改めて思いました。ワクワク、ドキドキ、してなかったなぁって。
仕事もワクワク、ドキドキしながら、就職したはずですが、いつの間にか忘れてしまっていた気がします。
そして日常生活においても、仕事をしていくために休日があるような状態になっていました。私のワクワク、ドキドキはどこにいったんでしょう。
双極性障害になってからも、そういう気持ちが失せてしまっていた気がします。というよりも、一度目の鬱で、全ての物への興味関心を失ってから、「ワクワク、ドキドキ」が戻ってなかったって思います。
残りの休職期間、ワクワク、ドキドキ探そうと思います。
それで充電したら、また元気に働けるかなーって思います。
さて、病院へはちゃんと行こうと思います(サボったことありませんけどね。