新しい社会的刺激に触れてきました!
どうも。
双極性障害のみなさん、台風や季節の変化など大丈夫ですか?
いろんなところで書かれていますが、季節によって影響を受けやすい方は、今から「うつ」の季節なんですね。
私は季節よりも、波が時間の経過とともにやってくるのであまり関係ありません。夏でもうつの時期はありましたからね。今はうつ期なので、しばらくはうつですけど、11月終わりから12月ごろには一旦躁に入ると思います。
でも、本当はもっと後になれば良いんですけどね。
さて、今回は社会的刺激についてお話ししたいと思います。
目次
1 「社会的刺激」って?
私の気分変動のきっかけの一つに「社会的刺激」があることが分かってきています。それが明確になったのが8月19日のイベントでした。
このイベントを実施するために打ち合わせしたり、準備が少しありましたが、躁に傾いていたためにこなせました。
でも、この当日は「躁からうつへ」変わっていくタイミングでした。うつ傾向にあったので、休まずに参加しました。(「躁」の時は刺激を少なくするように言われているので辞めていたかもしれませんが・・・)
もちろん不安もありました。途中で帰ることになったらどうしようとか思っていましたが、なんとかクリアできました。
というよりも、いろいろな観点から刺激を得たので、本当によかったと思います。そして、気分が上がったのです。もちろん、ただ上がっただけではありません。夜眠れなくなるという副作用もありましたが、気分の低下がぐっと持ち直したのです。
つまり、私にとっての社会的刺激とは、「①初対面の人と交流する」「②思考などの新しい刺激を得る」ということでした。
2 「社会的刺激」はいつ有効なのか
では、社会的刺激というのは、いつでも有効なのかということが疑問に上がります。少なくとも、このイベント関連で新しい人と交流する機会が幾度かありました。
そのなかで、躁からうつへ落ちているときに刺激を受けると上がることが分かりました。これうまく使っていけばずっと続くんじゃない??と思っていました。
ところが、この社会的刺激は自分でコントロールして好きなタイミングで生み出せません。相手があってのことなので結構難しいんですよね。
そして、完全に低調期に入ってしまいました。うつモードです。
その状態の時に社会的刺激を投入してみましたが、持ち直しはほとんどありませんでした。躁の時は危なく躁に走ると思いますが、うつの時は、ちょっと無理していくので、あとで反動が来るという感じなります。
でも、難しいところなんですが、病院からは気分が低いときほど、社会的刺激に触れていった方が良いと言われました。
3 新しい社会的刺激
新しい人と出会う社会的刺激はそうそう作っていられません。なので、今回は7月にあった母校の総会で、先輩が後期から大学の授業を受け持つことを聞いたので、そこに参加させてもらいました。一般教養の授業なので、友達を作るという感じではありませんので、一人で受けます。
学生の頃は、隣に座った人や他の授業で見かけた人に話しかけて連絡先を交換して、仲間を増やしていました(今思えば躁だったのかなぁ)1年で電話帳100件以上増えました。(あの頃はラインとかなかったんで)もはや、誰かわかんない状態でした。
で、今回は講義を聴いたのですが、専門分野とは少し違いますが、絵巻物の話だったので、面白く聞けました。これから続けて聴講しようと思っています。
午前中の授業だったので、それで終わりにするつもりでしたが、先輩とご飯一緒に食べて少しおしゃべりして、お師匠さんにあいさつだけして帰ろうと思って、研究室を訪ねました。
大学に来ていた経緯を話して、社会的刺激をリハビリがてらもらいにきていますと言うと、
「この後、大学院の授業があるので、ついでに受けていったらどうですか?」と提案されました。
「しばらく古典に触れていないので、もうさっぱりになっていると思います」
といったのですが、
「院生が調べて発表するだけだから、聞くだけだから、飛び込みでも大丈夫ですよ」
と言われたので、受けることにしました。
部屋が狭かったので、お誕生日席になったのですが、受けてきました。
知っている院生は一人しかいませんでしたが、みなさん暖かく迎え入れてくれました。
久々に専門の知識に頭を切り替えてみたのですが、なかなかさび付いてて動かず、最後の方に少しだけ発言できたくらいですね。
その後は共同研究室でお茶しながら雑談して帰りました。
ということで、今回は、「②思考などの新しい刺激を得る」を中心に、「①初対面の人と交流する」が混じった感じの刺激でした。
4 刺激を受けてみてどんな感じか
今回の刺激を受けて、疲れた感じはしませんでした。やっぱり専門分野の勉強は楽しいです。母校と言うこともあり、初対面の人といっても、なんだかアットホームな感じで、それほど緊張感もありませんでした。
なので、頭が興奮して眠れそうにないという感じはありません。心地よい疲れです。
うつ気分は相変わらずいますが、「楽しかった」という気分も存在してくれるので、プラマイ0にはなってくれるんじゃないかなと思いました。
5 仮説として
なので、今回の仮説としてはこんな感じになります。
躁からうつに移行する(下がり気味)の時は、初対面などの人間関係の刺激を受けると上がりやすい。
うつ期の状態(下止まり)の時は、人間関係刺激よりも思考による刺激を受けて、「楽しい」気持ちを併存させることでしんどい気持ちが少し紛れる。
ということが分かったような気がします。
これから毎週火曜日に受けに行きます。
維持できたら良いなぁ。
そんな感じでした。またこれは記録を取っていって、どれくらい影響を与えてくれるのか分析してみたいと思います。
余談
大学の比較的新しいキャンパスで授業を聞いたのですが、私が学生の頃ピカピカだったのが、随分と痛んでいました。そして何よりも傷んでいたのが、地面のタイルでした。
レンガの隙間から草草草
校舎はキレイなんですけどねー足下の草が気になる。
右の木はよくみると、実がなっていました。
ちゃんちゃん