双極性障害と心の穴
どうも。
今週は日曜日から嵐の重大発表があって、世間を賑わせましたね。月曜日のワイドショーは嵐一色になりました。そこで、嵐の会見を見たのですが、なんか、ステキだなと思いました。メンバー全員が納得した形だったみたいですし、空中分解するわけでもなさそうなので良かったなと思いました。
しかし、そのニュース一式になっている中、予期せぬニュースをヤフーニュースで見つけてしまったのです。そして、そのニュースがどんどん拡散してることにも驚きました。
天牛堺書店が破産したそうです。
月曜日の時点でHPにアクセスしてみましたが、すでに接続できない状態になっていました。どうやら本当のようですね。
このニュースを見ても、大阪の人以外は「?」だと思います。
たかだか本屋が潰れたくらいでなんだって言うんだ?
おっしゃるとおりです。昨今、本屋の倒産はかなりの数があります。そのうちの一つと言えば一つ。
でも、この本屋さんは少し変わっているのです。作家さんが惜しむように、この本屋さんの特徴は
古本と新刊本が一緒に売られている!
という特徴があるのです。
これって、ありそうでなかなかないんですよね。そして、この古本がかなりいけているんです。どこかのチェーン店の古本屋みたいにとりあえず買い集めて、安値でたたき売る商売スタイルでは無いのです。
多分、一般書籍であれば、どこかのチェーン店の古本屋みたいなタイプの方が、お望みの本が見つかると思います。私も中学生くらいの頃はよく行っていました。
ところが、大学生になってから、古文を専攻するようになって、古書関連を求めたり、専門書を求めたりするのに、大手のチェーン店では手に入らなくなったのです。古本屋巡りをしていたとき、天牛堺書店さんに出会いました。
売られている古本のセンスがいいんですよね。そして、○○○円均一ってやっているんですけど、数日で入れ替わるんです。書店をぐるぐる古本が回っている感じです。だから、同じ店舗でもちょくちょく行くと品物が変わっているんです。
学生の頃、古本屋巡りをしていたので、行った店ごとに商品が違うのには少し困りましたが、就職してから、最寄り駅(徒歩30分)に天牛堺書店さんがあったので、ちょくちょく寄っていました。乗換駅にもあったので、2軒行っていました。
それくらい楽しんだお店なのです。
大阪南部に店舗が多く、大阪市内にも南海沿線にお店がありました。
しかし、少しずつお店が潰れて行っているのを知っていました。ちょっとヤバイのかなぁって思っていたら、ちょっとどころじゃなかったんですね。
私の学生時代の古本屋巡りの一場所が消えてしまいました。
あっ、ちなみに「天牛書店」さんもあります。名前がよく似ていますが、こちらは別のお店です。経営上なんのつながりもございません。
二店舗ありまして、江坂店と天神橋店があります。どちらも行かせていただいたことがあります。そして、ここは欲しいものに出会える確率が高いです。
あぁ、もちろん、古書に興味の無い方は出会えないかもしれませんが、こんな本があるんだって思えると思います。
私も時代の流れに乗って、デジタル化していますが、古書はデジタル化されていません。一部の国宝は見られるようになっていますけどね。
古本屋好きなので、それがなくなるというのも悲しいモノです。
久々に古本屋巡りを一日掛けてやってみようかなぁ。