バイポーラ―ワークブック ー第2版ー 第五章
どうも。
双極性障害についてお勉強が進みつつある今日この頃です。
ワークブック進めているんですけど、第五章です。これだけを見ればもうすぐゴールかと思うかも知れないですけど、まだまだなんですよね。半分どころか1/3もいってません。どんなけあるんだ・・・でも負けませんよ。
ちなみにこの厚さでした。
(これまでの記事は下にまとめておきます)
目次
1 第五章 引き金を見分けて、対処法を改善する
この章では気分変動の引き金を明確にして、対処法を考えていきます。
私はこの章を見たときに、少し矛盾を感じました。双極性障害の説明があったページに、きっかけがなく継続する症状とあったので、引き金というのは謎でした。それがないからじゃないの??って感じです。
でも、引き金が全く無いわけじゃないですよねって感じでした。引き金になりやすいものが実はあって、そういうものに対処していきましょうってことでした。自然変動の場合は仕方ないとしても、引き金があるものに対して何とかしてとどめたいですよね。
2 気分変動を引き起こしがちな引き金
いくつか見出しがあがっていて、それぞれに説明が書いてありました。全てを書くことが出来ないので、見出しを挙げておきますね。
・季節 ・ストレス ・人間関係 ・喪失 ・睡眠 ・感傷
・ポジティブな出来事 ・問題を放置
こんな感じです。季節は「冬季うつ」とか聞きますよね。私は冬だろうがハイになるときはなりますけどね。「ストレス」はすごく分かります。波が激しくなります。この中の説明で気になったのは「睡眠」の項目での説明でした。
朝になる頃は興奮と疲労感とが入り交じった気持ちになります。身体は寝たがっていますが、気持ちは先に進み続けます。
軽躁な状態の時の例であがっていました。めっちゃわかります。この状態で眠れなくなるんですよね。初期の頃は訳も分からず「元気だ」って思っていましたが、何度か経験すると「身体の疲労」を感じつつも眠れない状態であることに気付いてきました。
3 引き金を認識する
先ほど挙げた引き金の項目について、それぞれ躁になるとき、うつになるときの引き金を挙げてみるエクササイズがありました。
私が認識できる引き金は以下の通りでした。
うつ・・・「ストレス」「人間関係」「睡眠」
躁 ・・・「睡眠」
やっぱりまだ認識不足なんですかね。これくらいしか分からなかったです。みなさんはもっと分かりますか?
4 うつ傾向の時の対処行動と対処リソース
うつ傾向の時に行ったことのある行為を書き出すエクササイズがついていました。
何かを買い込んだ(例:なぐさめとなる食べ物、お酒)
気を紛らわせた(例:テレビ、インターネット)
物質を使用した(例:タバコ、薬物)
人を頼った(例:話した、一緒にいた)
何らかの活動をした(例:運動、料理)
回避または先延ばしした(例:ベッドから出ない、人と会うのを避ける)
自己表現した(例:創作的な活動、叫ぶ)
そのほかの対処行動
これは思いつくものいっぱいありますよね・・・
そのほかの対処行動・・・自傷行為・・・しか思いつかなかったです(汗
次は対処リソースです。次の項目でリソースを考えてみましょう。
対処するうえで助けになる自分の性質
前に進み続ける力を生み続けてくれる自分の信念
頼めば支援してくれる人
安堵感がいくらか得られる活動
過去に助けてくれた専門家たち
使えるものは使っていこうということですね。改めて自分には何があるのか考えてみましょう。それは実際の物や人の場合がありますが、「自分の能力」もリソースの一つです。よく振り返ってみましょう。きっと何かがあるはずです。当たり前と思っていても、本当は力になるかもしれません。
5 環境を変える
対処行動の中にはいいものと悪いものがありますよね。1か0かでは難しいので、頻度を減らしたい行動と増やしたい行動を考えていきます。
増やす・減らす、それぞれのメリットデメリットを考えていくと判断しやすいと思います。基本的な方向は次の通りです。
・健康的な習慣を強める
・不健康な者は減らす
この方向で考えてくことで、引き金に対する対処スキルを高めていくことができるというわけです。
まぁ、健康的であれっていうのは当たり前のことなんですけどね。
6 さいごに
ということで、今回は引き金を認識して、それに対して対処行動を高めていくという内容でした。引き金は人それぞれだと思いますし、必ずしも全ての行動に当てはまらないかもしれません。しかし、分かったつもりでも改めて書き出すと気付く事ありますし、面倒がらずに書いてみるといいかもしれません。