バイポーラーワークブック ー第2版ー 第六章②
どうも。
バイポーラーワークブックの第六章は長かったので、前半と後半に分けました。
さて、いつもの前置きはなしにして、早速中身に行きましょう!!
目次
1 おさらい
今回は「気分を悪化させる事柄を避ける」がメインテーマでした。
そこには「行動」「心でつぶやいている言葉」がありました。
「私は心のやまいではない」「努力するのはうんざりだ」などをつぶやいてしまうわけですね。
さらには、「何かを変えたい」と思ったら、本当に良いのか検討して、「感情と距離を置く」「24時間ルール」「小さく変える」などの対処法がありました。
さて、では今回の内容に入ってきましょう。
2 気分の変動を悪化させる行為
いくつか行為が挙げられているので、先に紹介しましょう。
①薬の服用をとばす
②ハイな状態のままでいる
③睡眠不足
④怒り
以上を挙げていました。
「①薬の服用を飛ばす」は基本的にはしません。そりゃ飲み忘れはありますが、意識的に飛ばそうと思いません。これはクリア。
「②ハイな状態のままでいる」は心当たりがあります。確かに「軽躁」状態であれば気分が良いので、そのままでいたいと思ってしまいます。しっかりと本書で否定されていました。
軽躁の状態でいたいと望んでいるのです。残念ながら、そのようにうまくいくことは滅多にありません。
はい。ごめんなさい。望んでいます。でも、確かに軽躁が終われば鬱が待っているから、本当は長引いたり強く出たりしないほうがいいんですよね。でもやっぱり気分が良い方がいいので、心残りになっちゃいますね・・・
「③睡眠不足」は確かにそうです。過眠もダメなら、不足もダメなんですよね。適度な睡眠が大切です。どっちかに揺れやすいこの病にとって睡眠は一つのトリガーですね。
「④怒り」は思いもよらない項目でしたが、確かにあるかもしれません。怒りによって躁状態になったことがあります。軽躁のときはイライラも強くなるので、怒りも多くなります。できるだけ怒りを覚えずに過ごせるようになりたいですね。
3 自分を守るための計画を立てる
上記では気分の悪化を招く項目が上がっていましたが、人それぞれ悪化させる可能性のある行為というのは異なるので、まずはそれを挙げてみましょう。
そして、それらにどのように対処するか、あらかじめ立てておいて行動していこうという項目です。
そうなってしまってからどうしようとするよりも、そうなったとしても被害が出ないように対処しようって感じですね。
私は聴覚過敏もありますので、そのためにデジタル耳栓をする、イヤーマフをするって対策を持っているように、双極性障害の症状にも対策を持っておこうということですね。これは非常に良く理解出来ます。
4 自殺念慮があるときにすべきこと
この自殺念慮ってのは非常にデリケートな問題だと思っています。人間誰しもいずれは死にます。年齢的なもので死ぬのがいいのかもしれませんが、病死することだってあります。その病死は、ガンであったり、肺炎であったり、そういう物に対するイメージが強いですが、双極性障害で自死する場合もあります。私はこれも病死だと思っています。
ですが、病魔に蝕まれて死ぬわけではありませんので、自殺念慮の場合は立てられる策があるようです。しかし、この方法は非常に単純です。
①生きる理由
②希望を持つ理由
この二つが挙がっていました。そして、ワークが付いていました。
それぞれ具体的な例も載っていました。
私は基本的ワークを取り組みながら進んでいるのですが、このワークはいくら考えても出てきませんでした。書けないのです。
生きる理由・・・心のどこかでももう死んでも良いって思っています。これは一回目の大鬱になってから回復していないのだと思います。
希望を持つ理由・・・これも結構失っています。病気を受け止めているつもりですが、心へのダメージが癒えたわけではありません。色々なことが出来なくなり、制限が掛かりの生活にやはり希望を持てていません。
私は私なりのやり方で、人の役に立ちたいと思いますが、自分自身に対してはケア出来ていないのかもしれません。だから、私はこれら二つを見つけることがこれからの目標なのかもしれません。
さて、第六章はこんな感じでした。
最後はちょっと重たいですが、正直に書きました。
だからって、すぐに死のうって思っているわけではありません。
捜そうって感じです。見つけられるといいんですけどね。ヒントがあれば、ぜひ教えてください。