バイポーラーワークブック ー第2版ー 第六章①
どうも。
毎度毎度双極性障害の波乗りを練習している今日この頃です。
このバイポーラーワークブックの記事に関しては、ブログでコメントいただいたり、Twitterで反応していただいたり、フェイスブックではメッセージでコンタクト取ってくださる方がいて嬉しいです。仲間が増えている感じです。
双極性障害を患った頃、情報が無く、仲間も居なくて、本当に一人で孤独でした。精神的に不安定になる大きな要因でした。
病識を深めたり、仲間を見つけたり、先輩の生き方を知ったりする中で、徐々に安定してきます。それでも波がやってきますが、記録を取っておくことで、波の予想が立ち、悲惨な状況は回避できるかと思います。
私のブログがそういう状況の人の支えに少しでもなれたら、私がブログを始めた目的達成です。本当に嬉しいです。
さて、今回もバイポーラーワークブックの続きを見ていきましょう。
目次
1 第六章 気分を悪化させる事柄を避ける
気分を悪化させる事柄として以下のことが挙がっています。
・行動
・心でつぶやいている言葉
これらを改めて確認してきます。そして、最終的には、
・絶望的な考えや自殺念慮に対するための新しい方法
を見つけて行くというのがこの章の大きな目的です。
2 行動
悪化する行動が書かれていたので、引用しておきましょう。
悪化・・・悲しい歌、過去に失った何かについて考える
イライラ・・・混雑、マイナス思考の人
いくつかありましたが、分かりやすいものを挙げてみました。
確かになんとも思わない時もありますが、精神的には悪影響がありそうですよね。そういった行動は避けていきましょう!
3 心でつぶやいている言葉
心の中でのつぶやきに注意を向けてみましょうということです。心でのつぶやきってそんなにあるかなーって思っていたのですが、それなりにありそうです。
そもそも、何かを自分自身に言い聞かせるのは人間として自然なこと、だそうです。それがマイナスに働く場合を挙げていました。
「私は心のやまいではない」
これは、確かに、最初よく思いました。定期的に通っている病院から様子がおかしいからすぐに精神科に行くように言われたとき、そんなにひどいかなぁ。確かにしんどいけれど、一時的なものだろうと思っていましたし、双極性障害と言われたときも、病気とその内容が分からず、ネットで調べてみて、「絶対違うわー」って思ってました。
気分の波ってそんなにない・・・と思いながらも、復職してからのことを振り返ると、あれ?当てはまる?って感じになっていきました。
それでも、そんなはずはないと思っていましたが、症状がどんどんとそれを証明していくんですよね。もう今では受け入れいますが、受け入れられない心というのはあまり良くなかったんですね。
「努力するのはうんざりだ」
疾患をコントロールするのに必要な努力のせいで、ときには精神的にも感情的にもへとへとに疲れ切ってしまうことがあります。そうした感情を対処するために、自分の疾患をコントロールしようとするのを一時的に休む人もいます。2,3日の間は自由な感覚を味わえるでしょう。しかし、残念ながら、状況はかえって悪化してしまいます。
私はこのブログを通して、活動を書いているので、日々立ち向かっているように思われることが多いのですが、結構この感覚あります。「疲れちゃったな」って感じです。だって、頑張らないと生活できないわけですからね。でも、これを見てはっとしました。油断するとやっぱり状況が悪化するんですよね。
様々な状況で、日常生活の中にも少し異なる部分が出てしまいますが、できるかぎり頑張っていこうと思いました。
みなさん、応援してください。私もみなさんを応援します。
4 何かを変えるべきとき
人生で時々何かを変えたくなるときはありますよね。でも、双極性障害にとってその変化が良い物かどうかをよく検討する必要があります。
そのポイントが挙げられていました。
・感情と距離を置く
時間をおいてみて、感情と切り離して考えましょうってことですね。しばしば躁に傾いている場合は思いつきで行動して突っ走っちゃいますので、本当にそれで良いのか確かめましょうってことです。
・24時間ルール
これは仰るとおりですよね。アイデアを思いつくとすぐに実行したくなりますが、グッとこらえて、一日おいてみましょう。良いアイデアなら、良いはずです。改善点が見つかったり、欠点が見つかったりするかもしれません。我慢のしどころですね。
でもこれ、衝動的に買いたくなったときに、限定セールで1日おけないとき、ピンチになりますね。私がパソコン買っちゃったのも、タイムセールの時間制限により、走っちゃいました。
・小さく変える
変化を求める行動が軽躁または躁によって駆り立てられたものである
→その欲求を満たすために自分が変えることができる何か小さなことはないかと自分自身に尋ねるという戦略
この戦略試したことがあります。大きな買い物をしたい時、小さい物を買うことで昇華するってやり方です。訳もなく冷蔵庫が欲しくなったとき、壊れかけていた掃除機を買い直しました。15万くらい使ってしまうところが、1万5千円程度でその欲求はなくなりました。だから、小さな変化で抑えられたと思っていたんです。
ですが、その後また急に復帰してきて、12万のパソコンを買っちゃいました。
ありゃ、元の木阿弥。
多分、そのときの欲求でも代替の方法を試すべきだったんでしょうね。
でも、あのときの衝動は本当に突発的にだったので、仕方がありません。基本的には安くて済む買い物を常に用意して、そこで昇華するのが良いのかもしれませんね。
さて、少し長くなるので、次の記事に後半を書きたいと思います。
少々お待ちくださいね。
(これまでの記事)